【ニューカマー】インディゴチルドレンとは?ある意味天才?インディゴチルドレンの接し方
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「インディゴチルドレン」という言葉を聞いたことがありますか?
おそらく、この言葉を聞いたことがある方は、とてもスピリチュアルなことに興味があったり、また、その世界を抵抗なく受け入れている方だと思います。
「インディゴチルドレン」という言葉は、医学的な用語でもないですし、育児書にも載っていません。
しかし、インディゴチルドレンのことを知ることは、自分自身や子どもがインディゴチルドレンだった場合に、ご自身のことや子どものことを理解する上で、もしかしたら役立つ知識かもしれません。
調べていくと、もしかしたら、ご自分がインディゴチルドレンだった、と気が付くかもしれませんね。この記事ではインディゴチルドレンについて詳しく解説していきます。
インディゴチルドレンて何?ニューエイジとは?
インディゴチルドレンとは?
インディゴチルドレンとは、ニューエイジの概念で、宇宙から転生してきた魂を持った子どものことで、変わった特徴と、人によってはサイキックな能力を持っていると言われています。
インディゴチルドレンの「インディゴ」とは、彼らはインディゴブルー(藍色)のオーラを持っていることからきています。
インディゴブルーは第6チャクラ、「サードアイチャクラ(第3の目)」と呼ばれる眉間の間にあるチャクラの色のことです。いわゆる「第6感」などに代表される直観力、透視能力、英知を司るところです。
インディゴチルドレンは、生まれつきこの「第6チャクラ」が活動的であり、直観力に優れ、精神性が高い人たちである、とも言われています。
ここまで読んで、あまりに日常とかけ離れた非現実的な感じがして、戸惑っていませんか?
しかし、インディゴチルドレンについて語るには、ニューエイジの思想や、魂、転生などスピリチュアルな世界は、切っても切り離せないものなのです。
ニューエイジとは?
ここで、「ニューエイジ」とは何か、簡単に説明します。
ニューエイジ(New Age「新時代」の意味です)という言葉は、西洋占星術の考えである、「魚座の時代から水瓶座の時代の新時代に移行する」という思想に基づいていて、物質的世界に染まり、私たちがすっかり忘れてしまっている「神聖な真実」を得ることを目指すという考えです。
「ニューエイジ」は、まずアメリカで始まり、その後イギリスでも同様に発展しました。
この流れは「ニューエイジ運動」と呼ばれ、人間の潜在能力の開花、宇宙・自然・生命などの大いなるもの(または神)とのつながり、霊性・精神性の向上、環境保護、女性性と男性性の統合(両性具有的)、神秘、地球的であること、などを特徴とする思想を広めていった運動です。「チャクラ」「オーラ」「波動」なども、ニューエイジからきている言葉ですね。
日本では「精神世界」「スピリチュアル」と呼ばれるものとして広がりました。
インディゴチルドレンの登場
さて、この「ニューエイジ」の中ででてきた「インディゴチルドレン」という言葉ですが、1970年代に、サイキックでもあるナンシー・アン・タピーによって名付けられました。
その後1998年に、リー・キャロルとジャン・トーバーの著書「インディゴチルドレン」で有名になり、2002年にはインディゴチルドレンについての国際会議がハワイで、続いてフロリダとオレゴンでも開かれました。ハワイでの会議には600人も参加した、とのことです。
また、2003年には「インディゴ」という映画が作られ、さらに2005年にはジェイムズ・トワイマンによるドキュメンタリーが上映されました。
インディゴチルドレンにはどんな特徴がある?有名人では誰?
インディゴチルドレンという言葉や生まれた背景については、分かっていただけましたか?では、このインディゴチルドレンとはいったいどのような子どもなのか、どのように特殊なのか、知りたいですよね。
インディゴチルドレンの特徴を見ていきましょう。
インディゴチルドレンの特徴
代表的な特徴として、最初に挙げられるのが「年代」です。インディゴチルドレンの多くは1975年~1990年の間に生まれています。当メディアの読者さんで該当される年代の方も多いでしょう。
性格としては、
- 一つのことに没頭すると他のことが見えなくなるくらい集中する
- 必要なことにしか興味がない
- 強情
- 純粋で人を信じやすい
- プライドは高いが自己評価は低い
などがあります。
また、インディゴチルドレンの気質としての特徴は、
- 集団行動が苦手
- なぜそうしなければならないのか分からないことには従わない
- 子どもを見下したりばかにしたりする大人に説教をする
- 狭く深い人間関係を好む
- 独自の世界観がある
- 自分は何者なのか、自分の使命は何なのかと考えている
- 社会に対し漠然とした違和感がある
- 自分の意思がはっきりしている
などがあげられます。
そして、インディゴチルドレンの特殊な能力としては、人の考えていることに過度に共感してしまう、他人の感情や肉体的な痛みなどをまるで自分の感覚のように感じ取ってしまう、ということがあります。
他人の感情を察知する能力に長けているので、助けが必要な人には力を貸し、たった1人になっても最後まで付き合ってくれるなど、優しく愛情深い面を持っています。
そのため、理解してもらえない、受け入れられない、など自分を拒絶されてしまうと、それも敏感に感じ取ります。そして傷つき、自らを内側に閉じ込めてしまうこともあるのです。
インディゴチルドレンの見た目の特徴をいうものは特にありませんが、年齢より大人びているといわれています。これらが全てではありませんが、代表的な特徴といえるでしょう。
後ほど説明しますが、インディゴチルドレンは、地球上の古い体質、社会的秩序、古いシステムや概念を壊し、新しい世界を創っていくための基盤をつくる役割を担って地球に生まれてきた「戦士」のような気質を持っています。
また、インディゴチルドレンの人は、自分がインディゴチルドレンだとの自覚はなく、何かのきっかけでインディゴチルドレンのことを知り、はじめて自覚することがほとんどです。(「覚醒する」という表現もあります)
そこで、自分が他と何か違うと感じていた違和感や、社会での生きづらさの理由などを理解できるようになります。
インディゴチルドレンの有名人は?
ここまで、インディゴチルドレンとは何か、どのような特徴があるのか紹介してきましたが、それでも、ピンと来ないかもしれませんね。ここで、インディゴチルドレンではないか、と言われている有名人を何人かご紹介しますね。
すると、よりイメージしやすくなるかもしれません。
日本人で有名なインディゴチルドレンは?
まず、日本人で最もインディゴチルドレンらしい気質を見せるのは、Mr.Childrenのボーカル桜井和寿さんといわれています。彼の作る歌詞をよくみてみると、社会を批判しながらも、自己矛盾、自分の弱さをさらけだしています。
通常、社会を批判する歌には、荒々しさが伴い、そこには社会への不満を大声で叫ぶ、というイメージがあると思いますが、桜井和寿さんの場合、社会と同様に自分も未熟だ、と穏やかに歌い、訴えます。
つまり「自己成長への旅」というものが大きながテーマとなっています。
また、SEKAI NO OWARIのボーカル深瀬慧さんは、ADHDであることを公表していますが、彼もまたインディゴチルドレンといわれています。
海外のインディゴチルドレンの有名人
海外ではビートルズのジョン・レノンさんや、マイケル・ジャクソンさんがインディゴチルドレン、と言われています。彼らもやはり、世の中のおかしさ、人種や宗教による差別、戦争のない世界について歌い、愛や平和を祈り、同時に、自分への内省的な歌詞を書きました。
ジョン・レノンさんで言えば、「Imagine」、マイケル・ジャクソンさんで言うと、「Man in the mirror」「Heal the world」などが、まさにインディゴチルドレンらしい歌、といえるかもしれません。
彼らは、一般的なインディゴチルドレンの年代よりも前に生まれていますが、実は、1975以前にも数は少ないですが、インディゴチルドレンは生まれています。
インディゴチルドレンのパイオニア
さらに、もっと以前にも、インディゴチルドレンの協力者がいます。インディゴチルドレンより先に生まれてきた、インディゴチルドレンのパイオニアと言われる存在ですね。
有名な人では、アインシュタイン、宮沢賢治などがパイオニアである、と言われています。
おそらくご自身の使命には気づいていなかったかもしれませんが、この地球にインディゴチルドレンを迎える前の基礎を作るために、一足早く生まれてきたと考えられています。
そして、パイオニアたちはインディゴチルドレン達が無事に使命を果たせるように、手助けをしにやってきたそうです。
また、インディゴチルドレンを子に持つ親の多くも、インディゴチルドレンのパイオニアであることが多いそうです。自分の子どもがインディゴチルドレンであると覚醒した場合、そのおかげで自分がパイオニアだったのだと気付き、親子で使命を果たそうとする実例もあるそうです。
自分の子どもがインディゴチルドレンだったらどうしたら良いの?
ここまできて、なんとなくインディゴチルドレンとはどのような人達なのか、分かってきたかもしれませんね。先ほど、インディゴチルドレンの使命について少し触れましたが、その前にインディゴチルドレンの持つ価値観について、見てみようと思います。
インディゴチルドレンの価値観
インディゴチルドレンの特徴とともに、価値観を理解することで、「なるほど、我が子はインディゴチルドレンだったのか」と、また、「自分はインディゴチルドレンなのか」とご自身で気づかれるかもしれません。そしてその場合は、ご自身やお子さんへの理解が深まるかもしれません。
これまでの地球の価値観は、目に見えるもの、形あるものから自分の欲しいものを選ぶ、または作る、という「物質世界」でした(今現在もそうでしょう)。
そして、多く持つ者が優遇され、生きやすい世界です。
また、学校での勉強の成績の良し悪し、嫌なことも我慢しなければならない、たとえ間違っていると思うことでも、大人に従わなくてはいけない世界。仕事では、「安定」、人格よりも「地位」「肩書」などが重要でした。人々は、自分が何をしたいかよりも、失敗の少ない無難な生き方を最善と考えていましたよね。
しかし、インディゴチルドレン達の中には自らの羅針盤があり、それに従って自分らしく生きることを最善と考えます。
インディゴチルドレン達は、物質的なものからは真の喜びは得られないこと、生きるとは自分の心からの喜びに従うこと、「男だから」「女だから」という括りに縛られる必要はないこと、一人一人に自由意思が与えられており、自ら生き方を選んでよいのだ、という価値観に基づいて生きています。
また、インディゴチルドレンにとっての「愛」とは、今までの「愛」とは違います。
これまでの「愛」の概念とは、親子間の愛、夫婦間の愛、家族間の愛、という限られた世界での「愛」であり、それが最も大事なものとされてきました。また、「個」より全体主義、つまり、国、家、血筋を大切にし、また、人々はそれを求め、守り、継続してきました。それらの前では「個」は消滅していたのですね。
しかし、インディゴチルドレンにとっての「愛」とは、もっと大きく、まさに地球規模、宇宙規模のものです。この地球上のすべての生きとし生けるものが幸せであるように、という概念です。そして、たとえ血のつながりはなくても、皆が家族であり、兄弟であり、友人なのだ、という概念をもっています。
また、目に見えるものが全て、という価値観ではなく、感じるもの、目に見えない神聖さの中にある愛、というものを大切にします。そのため、どんなに見た目を着飾り、表面的に美しい言葉を使っても、それが心に響かなければそれは愛ではない、といいます。
インディゴチルドレンの目的と使命
さて、ここでインディゴチルドレンの使命についてみていきます。
「使命」というと、なにか大げさな気がしますが、インディゴチルドレン達の魂が、何を望んで、また、何を成し遂げたくて地球に生まれてきたのか、ということです。
ずばり、インディゴチルドレンの使命は、世界を良くしていく、ということです。
戦争が起きないように平和を祈り、飢餓がなくなるように行動し、環境破壊を何とか食い止めようと努力をします。そのために、もう古くていらなくなった価値観、世の中の体制、社会秩序を破壊していき、新しい世界を創っていく、これが、先に述べた「戦士」の気質なのです。
自分がインディゴチルドレンだと気づかなくても、無意識に使命を果たしている方もいらっしゃいますが、多くの方は自分がインディゴチルドレンであると気づかず、生涯を終えるようです。
インディゴチルドレンだと気付くためには、たまたま読んだ本や、このようなインターネットの記事などの内容で、インディゴチルドレンという存在を知ること、そして、「もしかして私はインディゴチルドレンなのかも」と気づくことです。
そして、そのあと、「もしかして私もするべきことがあるのでは?」と思い始めることがとても大切です。そうすることで、日頃から意識して生活できるようになります。
インディゴチルドレンは発達障害?苦手なものは?
ここで、インディゴチルドレンが使命を果たす上で、障害となるものをご紹介します。
そこを知ることで、もしご自分がインディゴチルドレンだと気づいた場合、また、ご自分のお子さんがインディゴチルドレンであると思われる場合に、障害を取り除けるかもしれません。
現在は、日本の社会でも「一人一人違ってて良いのだ」と、個性を認めたり、自分を愛することの大切さ、感情を認める、負の感情も受け入れたり、自分を犠牲にしない、など自分も他人もありのままを受け入れる、認める、という考えの人が増えています。
しかし、まだまだ古い考えやシステムは残っていますし、また古い考えを持つ親に育てられ、良い学校を出て良い会社に就職して会社に人生を捧げる、というように仕事が人生を支配してしまうといった環境にいる人も多くいます。
そして、それがいわゆる「良い生き方」だと信じこんでいます。もちろん、そういった生き方が合っている人は大勢いますし、問題はありません。
しかし、インディゴチルドレンにとっては、使命に反した生き方となりますので、心と体のバランスが取れなくなり、酷いときはうつ病になったり、病気になって身体を壊したりしている人が多いのも、インディゴチルドレンの特徴です。
また、繊細、神経質、集団生活が苦手、自分に嘘がつけないといったインディゴチルドレンの特性ゆえに、社会生活に適応しづらい場合もあります。そのため、インディゴチルドレンを子に持つ親御さんが、「うちの子は、どこかおかしいのではないか」「どうして他の子と同じようにできないのか」と悩んでしまうケースがあります。
特に、幼少期に病院に行くと、ADHDやアスペルガー症候群、と病名をつけられてしまったり、発達障害だと言われてしまうことがあります。
さらに、うつ病などで薬物を投与されると、せっかく持って生まれたインディゴチルドレンの感性や、パワー、スピリチュアリティなど、彼ららしさを失ってしまう結果となります。
また、インディゴチルドレンは、親にとってはまさに「新人類」として映り「本当に自分の子なのか」と思えるほど違った性質を持っているかもしれません。インディゴチルドレンの特性上、彼らを理解するのが困難な場合、親は必死に彼らをコントロールしようとするかもしれません。これが、いわゆる「毒親」へと変化してしまう可能性があります。
インディゴチルドレンの生き方、向いている仕事は?
最後に、インディゴチルドレンに向いている仕事には、何があるのでしょうか。
IT
コンピュータやIT技術の仕事に向いているインディゴチルドレンは、「概念主義者」としての特性があり、このタイプは、「人間」よりも「プロジェクト」に関心があります。人との交流は苦手ですが、コンピュータやIT技術の分野は得意なため、職種としてはエンジニア、建築家、のような職業が挙げられます。
アーティスト
創造的な分野に優れた能力を発揮するインディゴチルドレンも多く、4、5歳で驚くほど上手に楽器を弾くことができたり、非常に絵が上手だったりと、幼いうちから類いまれな芸術的才能を開花させることがあります。この場合のインディゴチルドレンは、あらかじめ特定の分野の情報をもって生まれています。
また、文章の才能を持っているインディゴチルドレンもいますが、その場合は、小説や詩を書いたり、優れた感性を武器にエッセイストになるのも良いですね。創造性を、音楽、ダンス、美術、などの分野で発揮できる人や、言葉の分野で発揮する人など様々です。
研究者
インディゴチルドレンは、興味のないことには全く見向きもしませんが、一度好きな分野を見つけると、人並み外れた集中力で没頭し、のめりこみます。おそらく、子どもの頃から、そのような特性は現れているかと思いますし、親御さんは心配することもあるかもしれませんね。
しかし、この特性が強みとなり、研究職に進むと大きな成功を収めるインディゴチルドレンもいるのです。特に、大学や研究機関には、このタイプのインディゴチルドレンが多いです。一般的には風変わりで、「オタク」と言われてしまうかもしれませんが、並外れた集中力で特定の研究に素晴らしい力を発揮でできます。
カウンセラー
インディゴチルドレンは繊細で、敏感なため生きづらさを抱えやすいですが、同時に、人の痛みや悲しみに共感し、理解してあげることができます。特に、インディゴチルドレンは、人の気持ちを読み取る能力にたけています。そのため、カウンセラーも向いている職業の一つです。インディゴチルドレンは社交的ではないのに、と思われるかもしれませんが、人の話をきくのは得意な人が多いです。
癒しに関わる仕事
インディゴチルドレンは、その特殊性としてサイキックや霊能力、またヒーリングの力が備わっているので、アロマ、整体、マッサージ、などの人を癒す仕事が向いているかもしれません。ど感受性が強いので、スピリチュアルな分野も向いています。生まれ持ったサイキック能力がある人は、エネルギーワーク、ヒーラーやセラピストなどその能力を活かす仕事もよいかもしれません。
一つ注意点として、人を信じやすい一面もあるので、宗教や霊能者などとかかわり、依存してしまった結果、破滅してしまわないようにしましょう。
インディゴチルドレンの生き方
インディゴチルドレンに向いている仕事について、代表的なものをご紹介しました。しかし、これらはあくまでもこの地球上でお金を稼ぎ生活をしていくための手段にすぎません。
インディゴチルドレンは、目的や役割をもって自ら望んで地球に転生してきており、その目的を果たすために様々な能力を携えて生まれてきています。
その目的を果たすために、一番ベストな仕事、職種につくことがインディゴチルドレンにとっての真の満足となりますし、そのためには、「自分自身を生きる」ということが一番大切になります。
まとめ
以上、インディゴチルドレンについて、特徴や、使命、生き方などについて説明してきました。あまりに、非現実的な話で驚かれましたか?
今までは、スピリチュアル、つまり、魂、転生、宇宙などというと「怪しい宗教なんじゃないか」と思われることが多かったと思います。
しかし、ここ近年は、このスピリチュアルなものと科学が融合しつつあり、見えない世界についても解明され始めています。
人は、目に見えるものが全て、目に見えるものしか信じない、という傾向があるのは事実ですが、目には見えないけどありえる、という世界もまた真実だと思います。
自然災害や世界情勢の不安定さ、など今の地球は様々な問題を抱えています。この時代に合わせて、地球を良くしていこう、と自ら望んで生まれてきた「インディゴチルドレン」です。ご自身や、お子さんがインディゴチルドレンの可能性は大いにあるでしょう。
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