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子供の学費・教育費(幼稚園~大学卒業)の平均はいくら?

 2015/11/11 マネー 育児・子育て
 
子供の学費・教育費(幼稚園~大学卒業)の平均はいくら?
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子供が生まれたら、どの家庭でも気になることの1つが「学費・教育費」です。最近は大学の進学率が高いですから、「将来、子どもが望むなら、大学まで進学させてあげたい!」と考えているママ・パパが多いでしょう。

学費・教育費は人生の3大支出の1つ。しっかりと学費・教育費を準備するために、いついくらくらいのお金が必要になるのか把握しておきたいところです。

そこで今回は「幼稚園入学から大学卒業までにかかる費用」について詳しく解説していきます。

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子供1人当たり1000万円はウソ?ホント?

子供1人当たり1000万円はウソ?ホント?

子供に必要な学費・教育費として、一般的に「1人当たり1000万円」なんて言われています。しかし、実際の費用は子供の進路によって大きく幅があります。

「私立か公立か、4年制大学か短大か専門学校か、理系か文系か」などなど、様々な選択をすることになりますが、その選択肢によって費用が大きく変わってくるでしょう。また、学校教育以外にも、塾や習い事に通わすなどした場合、さらに大きなお金が必要となってきます。

細かい事を言い出すとキリがありませんので、今回は文部科学省が公表しているデータ等を参照し、あくまで「平均」ということで「幼稚園・小学校・中学校・高校・大学」のそれぞれの時期に必要な費用を詳しく見ていくこととします。

幼稚園で必要となる学費・教育費

幼稚園で必要となる学費・教育費

幼稚園で1年間に必要となる費用の平均は次の通りです。

公立幼稚園 私立幼稚園
授業料 74,428円 236,526円
その他教育費
(制服・教科書など)
57,196円 103,938円
幼稚園給食費 17,920円 26,891円
園外活動費
(塾や習い事など)
80,556円 120,072円
合計 230,100円 487,427円

参照:「子供の学習費調査」の結果について(文部科学省)

幼稚園に3歳から3年間通うとすると

・公立幼稚園:690,300円
・私立幼稚園:1,462,281円

となり、私立が公立の2.1倍となっており、大きな差があることが分かります。

ただ、自治体によっては助成金を貰えるところもありますので、お住まいの市役所で確認してみましょう。例えば、兵庫県神戸市であれば「私立幼稚園就園奨励助成金」として、最大で1人当たり約30万円も貰えるので、大幅に費用が安くなる可能性もあります。(参照:city.kobe.lg.jp)

また、幼稚園くらいの年齢になると「子供に何か習わせたい」と考えるママ・パパが多くなり、ピアノや水泳、体操教室、英会話スクールなどの習い事を始める子が増えてきます。毎月1万円くらいを目安に、習い事をさせているケースが多いようです。

小学校で必要となる学費・教育費

小学校で必要となる学費・教育費

小学校で1年間に必要となる費用の平均は次の通りです。

公立小学校 私立小学校
授業料 0円 450,437円
その他学校教育費 55,197円 372,030円
学校給食費 42,035円 40,229円
学校外活動費
(塾や習い事など)
208,575円 559,661円
合計 305,807円 1,422,357円

参照:「子供の学習費調査」の結果について(文部科学省)

※その他学校教育費には、入学金、修学旅行・遠足・社会科見学費、学級費、PTA会費、教科書費、通学費、学用品費、実習材料費、制服代などなど、その他の学校納付金が含まれています。

小学校6年間の費用を合計すると…

・公立小学校:1,834,842円
・私立小学校:8,534,142円

となり、私立が公立の4.7倍で幼稚園以上に大きな差があり、通う学校によって学費・教育費の負担が大きく違ってくることが分かります。

小学校入学の時期には他にも「ランドセル」「学習机」など、大きな出費もかさみますので、しっかりと貯金をしておきたいものです。

また、中学受験を考えている場合、進学塾に通い始める時期でもあり、「小4クラス」から3年間通う家庭が多いようです。授業料の他、教材費、受験対策講座、夏期講習、受験費用などなど様々な料金が発生します。

日能研を例に取ると、3年間で約215万円になります。内訳は、小4約45万円、小5約65万円。6年生になると一気に上がって約105万円となります。中学校に支払う受験費用、その他諸費用を加えると230万円と考えておいてください。(参照:president.jp)

このように、私立中学校の受験を考えるなら、小4~小6で230万円くらいの費用が必要と覚えておきましょう。(※大手の進学塾のケースなので、個人塾や通信講座などであれば、もっと安く済ませることも可能です。)

中学校で必要となる学費・教育費

中学校で1年間に必要となる費用の平均は次の通りです。

公立中学校 私立中学校
授業料 0円 440,394円
その他学校教育費 131,534円 557,132円
学校給食費 36,114円 3,380円
学校外活動費
(塾や習い事など)
282,692円 294,250円
合計 450,340円 1,295,156円

参照:「子供の学習費調査」の結果について(文部科学省)

中学校3年間の費用を合計すると…

・公立中学校:1,351,020円
・私立中学校:3,885,468円

となり、私立が公立の2.9倍で、こちらも大きな差があることが分かります。

数字をみて分かる通り、中学生になると公立・私立に関係なく、学校外活動費が約30万円で同じくらいかかっています。ほとんどの子が高校受験に向けて、進学塾に通ったり、家庭教師をつけるなどの対策をとるようです。

公立中学校に通わせているご家庭であっても、一般的には、塾の費用として年間約30万円、1ヵ月当たり約2万5千円のお金が必要ですから、しっかりと準備しておきたいですね。

高校で必要となる学費・教育費

高校で必要となる学費・教育費

高校で1年間に必要となる費用の平均は次の通りです。

公立高校 私立高校
授業料 0円 237,647円
その他学校教育費 230,837円 484,565円
学校外活動費
(塾や習い事など)
155,602円 244,604円
合計 386,439円 966,816円

参照:「子供の学習費調査」の結果について(文部科学省)

高校3年間の費用を合計すると…

・公立高校:1,159,317円
・私立高校:2,900,448円

となり、私立の方が公立の2.5倍の費用が必要であることが分かります。

2010年度から「高校授業料無償化」が導入されたこともあり、導入前より学費・教育費が一段下がった水準となっていますね。ちなみに現在(2015年11月)、高校授業料無償化は正式名称「高等学校等就学支援金制度」といいます。

国公私立問わず、高等学校等に通う一定の収入額未満の世帯の生徒に対して、授業料に充てるため、国において、高等学校等就学支援金を支給します。(参照:mext.go.jp)

というもので、所得の少ない世帯ほど、授業料負担を軽減するための支援金を貰うことができます。

また、高校生になると進学組・就職組で大きく選択肢が分かれ、特に大学受験をする場合には「予備校の費用」がピークになり大きな資金が必要となってきます。部活動を熱心にやる場合なども、「合宿費」「遠征費」など様々な費用が追加で必要になるでしょう。

このように、高校3年間の費用は子供の活動や進路などによって大きく変わりますので、子供の希望通りの進路を歩めるよう、しっかりと資金を準備しておきたいところです。

大学で必要となる学費・教育費

大学で必要となる学費・教育費

大学の学費は初年度は次の通りで、授業料・施設設備費以外にも入学料がかかります。

国立大 公立大 私立大文系 私立大理系
入学料 282,000円 397,721円 246,749円 265,595円
授業料 535,800円 537,857円 742,478円 1,043,212円
施設設備費 160,019円 187,236円
合計 817,800円 935,578円 1,149,246円 1,496,044円

2年目以降は入学料が必要ありませんので、1年単位で次の費用となります。

国立大 公立大 私立大文系 私立大理系
授業料 535,800円 537,857円 742,478円 1,043,212円
施設設備費 160,019円 187,236円
合計 535,800円 537,857円 902,497円 1,230,448円

(参照:初年度学生納付金平均額学生納付金調査結果)

大学4年間の学費を合計すると…

・国立大:2,425,200円
・公立大:2,549,149円
・私立大文系:3,856,737円
・私立大理系:5,187,387円

となり、「国公立か私立か」「どの学部に進学するか」などによって大きく費用が変わることが分かります。(※あくまで分かりやすく単純計算しています。)

ただ、上記の費用はあくまで、大学の授業料・入学金・施設設備費のみで、その他の必要なお金を包括していません。他に必要な費用も含めると、次のようになります。(参照:教育費負担の実態調査結果)

国公立大 私立大文系 私立大理系
入学費用 832,000円 1,043,000円 1,099,000円
在学費用(1年間) 1,070,000円 1,470,000円 1,694,000円
在学費用(4年間) 4,280,000円 5,880,000円 6,776,000円
合計 5,112,000円 6,923,000円 7,875,000円

※入学費用(受験費用、学校納付金、入学しなかった学校への納付金など)
※在学費用(授業料、通学費、教科書代、習い事の月謝など)

このように大学入学に関わる費用から、在学中に必要な費用などをトータルにすると…

・国公立大:5,112,000円
・私立大文系:6,923,000円
・私立大理系:7,875,000円

というように、とても大きな費用が必要になることが分かります。学費のみではなく、他の費用もトータルで考えることが大切です。

幼稚園から大学卒業までどのくらいの費用が必要??

幼稚園から大学卒業までどのくらいの費用が必要??

これまで解説してきた「必要となる学費・教育費」をまとめると…

公立 私立
幼稚園 690,300円 1,462,281円
小学校 1,834,842円 8,534,142円
中学校 1,351,020円 3,885,468円
高校 1,159,317円 2,900,448円
大学 5,112,000円 6,923,000円(文系)
7,875,000円(理系)

となっており、トータルでどのくらいの費用が必要となるのかは、それぞれの時期で「国公立を選ぶか私立を選ぶか」などの組み合わせとなります。

【幼稚園から大学卒業まで、オール国公立に通った場合】
10,147,479円(約1000万円)

【幼稚園から大学卒業まで、オール私立(大学理系)に通った場合】
24,657,339円(約2460万円)

このように「オール国公立」「オール私立」では、必要となる費用が2倍以上で全然違うことが分かります。

※今回は医科大・歯科大などは特殊な例として省きましたが、これらを選択する場合は、2460万円よりもずっと大きな費用がかかります。

最初に子供に必要な教育費として、一般的に「1人当たり1000万円」と書きましたが、大学まで通わせたいという希望があるなら「1人当たり最低1000万円」という計算になるでしょう。

確実に大学の費用を準備するために大切な2つのこと

確実に大学の費用を準備するために大切な2つのこと

多くのケースでは、学費・教育費が最もかかるのは大学時です。私立小学校も高額ではありますが、費用の捻出が難しければ公立を選べば良いだけです。

その点、大学の場合は国公立を選んだとしても、4年間で500万円以上の費用が必要となります。オール国公立の場合、幼稚園から高校の15年間で約500万円、大学の4年間で約500万円ですから、大学の費用がいかに高いかが分かります。

ですので、大学の費用は計画的にしっかり準備しておく必要があるでしょう。

そのために大切なことは「大学の費用を家計と切り離す」「長期的にコツコツと貯める」の2つです。

「大学の費用を家計と切り離す」

大学の費用のための貯金と、家計とを同じにしていると「ついつい使ってしまった」「赤字の補てんに回してしまった」など、なかなか思うように貯めれない人が多いです。

ですので「家計は家計、学費は学費」というように、子供専用の銀行口座を作って、家計とは切り離すことが大切です。

また、「学資保険に加入する」という方法もオススメ。家計と切り離せるのはもちろんのこと、強制的に貯める効果があるので、着実に貯めたい人や、貯蓄の苦手な人には適していると言えるでしょう。

「長期的にコツコツと貯める」

大学の費用は高額ですから、子供が大学進学する頃になってから慌てて準備しようとしても遅いです。できることなら、子供が産まれたらすぐに貯め始めて、細~く&長~くコツコツと貯めるのが最も確実な方法と言えるでしょう。

例えば、もし大学入学までの18年間で500万円を貯めたい場合、毎月23,000円ほどでOKなんです。決して安くはありませんが、「絶対不可能」という金額ではありません。

また【支給金額198万円!?実はスゴイ児童手当を丸ごと解説!】の記事に書いたように、基本的に児童手当として、子供1人当たり合計198万円ものお金を貰うことができます。

もし児童手当全額を大学の学費に充てるなら、18年間で約300万円を貯めれば良く、毎月14,000円ほどでOKという計算になります。さらに学資保険なら利息がつくので、毎月13,000円程度でもOKで、よりお得に資金を貯めることができるでしょう。

まとめ

以上、幼稚園入学から大学卒業までにかかる学費・教育費について、各時期ごとの費用、そしてトータルでどのくらいかかるのか解説させていただきました。

・オール国公立の場合は約1000万円
・オール私立(大学理系)の場合は約2460万円

ということで、大学まで通わせたいなら「1人当たり最低1000万円」と、かなり高額の費用が必要になることを分かっていただけたでしょう。

これだけの資金を用意するのは大変ですが、ここは親として頑張りどころ。子供の希望通りに進学させてあげるためにも、子供が小さいうちからコツコツと貯金をして、資金の準備をしていただけたらと思います。

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