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胎教の驚きの効果とは?いつから始める?4つの胎教ワザをご紹介!

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胎教(たいきょう)という言葉を聞いたことはありますか?

赤ちゃんに話しかけたり、クラシック音楽を聞かせてあげたりすること?というくらいのことは聞いたことがある人でも、実際にどんなことをしたらよいのか、また胎教は本当に効果があるのが疑問に思っているママも多いのではないでしょうか。

そこで、胎教とは何か、どのようの効果が期待できるのか、いつから始めたらいいのか、おすすめの胎教方法など詳しく解説していきます。記事を読み終える頃には、「胎教をやりたい!」って思ってもらえることでしょう。

胎教とは?胎教って何?

「胎教」という言葉を見ると、胎児の「胎」と「教える」という言葉が一緒になっていますね。言葉のイメージから考えると、「胎教」は、赤ちゃんがおなかの中にいるときから良い環境を作って、頭のいい子に育てる方法なのかな?と思っているママも多いかもしれません。

ですが、「胎教」という言葉を辞書で調べてみると「妊婦が精神的に安定に努めて、胎児に良い影響を与えること」という意味が書かれています。

つまり、胎教とは「ママのおなかの中に赤ちゃんがいる期間を楽しんで、赤ちゃんの誕生を幸せな気持ちで待つこと」ということになのです。

 

胎教をする効果とは?やる意味はあるの?

妊娠中に胎教を意識するママはとても多いですが、実際にどんな効果があるのでしょうか?

ママのホルモンや脳内伝達物質が赤ちゃんに伝わる

妊娠中のママと赤ちゃんは胎盤と臍の緒を通して、人の情動に関わるホルモン、脳内伝達物質などを共有しています。つまりママの心身の状態が、ダイレクトに赤ちゃんに伝わっているということ。

  • 幸せを運ぶオキシトシン
  • 充実感を伝えるドーパミン
  • 心を沈静させるセロトニン
  • 幸福ホルモンと呼ばれるβエンドルフィン

などなど。ママが幸福感を感じているなら赤ちゃんも幸福感を感じることができ、ママが心穏やかであれば赤ちゃんも心穏やかな状態が伝達されるといわれています。

逆に、

ママが興奮状態になったりストレスを感じると、コルチゾールやアドレナリンが分泌され、赤ちゃんにも興奮やストレスが共有されることになります。このとき、赤ちゃんが興奮状態になってしまうだけではなく、流れている血液量や酸素量が減少し、赤ちゃんに十分な血液や酸素が送られなくなってしまうことがあります。

そのため、ママが強いストレスを感じ続けてしまうと、赤ちゃんが死産になってしまうというケースも報告されています。ストレスは子宮を収縮させる働きもあるともいわれています。

「胎教とは妊婦が精神的に安定に努めて、胎児に良い影響を与えること」ですから、ママが幸せ感を感じてリラックスした状態で過ごすことはとても大切なことだとわかっていただけるでしょう。

妊娠5か月頃から胎児の脳が発達するときによい影響を与える

妊娠5か月頃になると胎児の脳が形成され、シナプスが活発に作られていきます。シナプスは、神経や情報を伝達する細胞と細胞を接合するもので、シナプスの量が多ければ多いほどよりスムーズに情報が伝達されるようになります。

この時期に、ママが幸せな気持ちで過ごすことができたり、リラックスした状態で過ごすことで、より高度なシナプスが形成されるといわれています。

産後の育児状況や、ママの心身状態が良くなる

妊娠中に赤ちゃんとコミュニケーションをとって仲良くなっておくことで、産後、初めての授乳や育児もスムーズにできるそうです。産後うつの発症率も低いとのことで、産後うつ対策にもなるとのこと。

また、Wikipediaを見ると、一般的にあげられる胎教の効果として、次のような項目もあります。

  • 夜泣きをしない。
  • 情緒の安定した子に育つ。
  • 比較的安産の傾向がある。
  • 親子、夫婦、家庭の絆を形成する。

これらの項目は充分な科学的根拠に基づいているとは考えにくい面があるが、近年、産婦人科医などが著書で臨床事例を発表するなどしている。

以上のように、胎教にはさまざまな効果が期待できるとされています。

 

胎教はいつから始める?

いつから胎教を始めたら良いのか気になるママも多いでしょう。

実は胎教については「いつから始めればよい」ということは決まっているワケではありません。「胎教」の言葉の意味は、「妊婦さんであるママが精神的に安定していることが胎児によい影響を与える」というのが基本にあります。

ママのホルモンや脳内伝達物質が赤ちゃんに伝わっていることを考えると、妊娠に気づいたら胎教を意識するのが良いかもしれません。

妊娠5か月くらいになると赤ちゃんの胎動がわかるようになるママも多いので、おなかをさすりながら、赤ちゃんに話しかけるシーンも増えてきますね。ママのこの自然な行動も「胎教」の1つといえるでしょう。

 

胎内記憶を持っている子どもたちがいる!?

胎内記憶を持っている赤ちゃんがいるという話を聞いたことはありませんか?

2002年~2003年にかけて、長野県の保育園の協力により行われた3601組の園児と保護者の大規模アンケートによると、「胎内記憶がある」という子どもが33%、誕生するときの記憶があるという子どもが21%もいたそうです。

ですが、6歳の子を対象にアンケートをしたところ、記憶のある子は10%になり、中学生では2.5%、成人だと1%まで減少したそうです。

「ない」と答えた子どもの中には、親が質問をしなかったり、うまく話をできなかったから母親がないと判断したケースもあるので、実際には、この数字よりももっと多くの子どもがママのおなかの中にいた記憶、つまり胎内記憶があると予想できます。

実際に子どもたちが教えてくれたエピソードには「ママが痛いっていうからあんまり動かないようにしていた」という子がいたり、パパが「ぞう~さん、ぞう~さんってお歌を歌ってた」という話や、ママのおなかに子宮筋腫があった子どもは「おなかの中に何かがあったでしょ?大きくてつぶれたらどうしようと思って、怖かった」という内容を話した子もいたそうです。

妊娠中に子宮筋腫があった話を小さなお子さんにするとは考えにくいので、このエピソードを聞くと、ママのおなかの中の記憶を持って生まれてくる子どもがいるという話は納得できますね。

胎内記憶を持っている子どもがたくさんいることを考えると、胎教はとても大切なことだと思えてきませんか?

 

胎教の方法は?おすすめの4つの胎教をご紹介!

「胎教で●●をした方がいい」というものは特に決まってはいませんが、「妊婦さんが精神的に安定していることが胎児によい影響を与えること」が基本であることを考慮すると、ママが本当に楽しそう、やってみたい!というもの楽しくやることが一番大切だといえます。

では、胎教にはどんな方法があるのか、具体例をご紹介していきます。

おなかの赤ちゃんに話しかけてあげる

まずこれが一番の基本となりますね。パパがおなかの赤ちゃんにいっぱい話しかけておくと、パパにすぐになつく子が多いそうです。また、「なんだ男の子か」と発言したおじいちゃんの声を覚えていて、おじいちゃんが抱っこをすると必ず泣いてしまう赤ちゃんがいるというエピソードもあります。

おなかの赤ちゃんにはできるだけよい言葉をかけてあげたいですね。

おなかの赤ちゃんにニックネームをつけて呼んであげるのもオススメ。性別がわかっていて、すでに名前を考えているという人は、名前を呼んであげるのも良いでしょう。

おなかの赤ちゃんにたくさん話しかけてあげるというのは、手軽で簡単な上に、赤ちゃんにとってパパ・ママに愛されていることを感じれる嬉しい「胎教」なのです。

音楽を聞く、クラシック(モーツァルト)がいい?

「胎教」の音楽というと、「クラシック音楽」や「ヒーリング音楽」といったものがいいといわれることが多いです。特に「モーツァルトの曲が胎教にいい」という話は有名ですね。

モーツァルトが良いとされる理由は「1/fゆらぎ(エフぶんのいちゆらぎ)」という現象があるからです。「ゆらぎ」とは、規則性がある中に、早くなったり遅くなったりの意外性が見られることをいいます。

  • 弦楽器の音
  • 小川のせせらぎ
  • 小鳥のさえずり
  • 心拍リズム

などは、ゆらぎの中でも「1/fゆらぎ」といわれ、リラックスしているときの脳波α波になりやすいです。ですのでモーツァルトなどの古典クラシック音楽は、胎教にはオススメです。静かな空間で、楽な姿勢になり、のんびりとリラックスしながら聞くと良いでしょう。

ただ、ママがクラシックは苦手な場合、「おなかの赤ちゃんのためにクラシック音楽を聞かないと・・・」という気持ちだとストレスになるでしょう。クラシックが苦痛なママにとっては、クラシック音楽は胎教には適さないので、ママが好きな音楽を聞いてみるようにしてください。

おなかにいるときからママと一緒に聞いていたら、子どもも生まれながらのファンになるかもしれません。大きくなったら子どもと一緒に、好きなアーティストのコンサートに行くというのも楽しそうですね。

キックゲーム

キックゲームという言葉を聞いたことがありますか?キックゲームはおなかの中の赤ちゃんと、ママや家族が一緒に楽しむことができるゲームです。やり方は簡単です。

  • 1.まず、ママがソファやベッドでリラックスした姿勢を取ります。
  • 2.おなかの赤ちゃんがキックした場所と同じところを軽くポンと叩いて刺激します。あまり強く叩くと、おなかが張ってしまうことがあるので要注意。赤ちゃんに刺激が伝わる程度の強さで、軽く叩いてみてください。
  • 3.赤ちゃんが同じ場所をキックで返してくれるようになったら、ステップアップしてみましょう。
  • 4.今度は、ママが先に赤ちゃんにキックしてほしい場所を軽くポンと叩いてみます。ママが刺激したところ以外のところをキックしてくることもありますが、気長に続けてみましょう。しばらくすると「ママが叩いたところ=赤ちゃんがキックする場所」ということを覚えて、同じところをキックしてくれるようになります。
  • 5.連続キックにも挑戦してみましょう。おなかを軽く2回刺激しながら、言葉でも「キック、キック」、「ここよ」など、赤ちゃんに連続でおなかをキックするようにお話してみましょう。
  • 6.キックゲームは特に決まりがあるわけではないので、赤ちゃんがキックとしたところをママがタッチしたり、ママがタッチしたところに赤ちゃんのキックを誘導して、おなかの赤ちゃんとゲームをしてみてください。
  • 7.赤ちゃんによっては反応が遅かったり、途中で寝てしまったりすることもあります。なかなか反応が返ってこないときは、少し時間をおいてチャレンジしてみてくださいね。

キックゲームのやり方を紹介している動画がありますので参考にしてください。

絵本の読み聞かせ

赤ちゃんが生まれると絵本を読んであげる機会も増えてきます。絵本は大きくなってから読んであげるものと思っているママもいるかもしれませんが、実はねんねの頃の赤ちゃんも絵本が大好きです。月齢が小さいうちは、音の響きが楽しい本がおすすめなので、赤ちゃんが生まれる前に練習のつもりで読んであげるのも良いでしょう。

じゃあじゃあびりびり まついのりこ著


>>詳細はこちら

「ぶーぶー」「じゃあじゃあ」「びりびり」といった音がたくさん出てくる絵本です。お出かけができるようになっても、持ち運びやすいミニサイズなので、赤ちゃんが生まれる前に購入すると長く読んであげることができるのでおすすめです。

うまれてきてくれてありがとう にしもとよう ぶん/黒井 健 え


>>詳細はこちら

「ぼくは、ママをさがしているの。かみさまが、『うまれていいよ』っていってくれたから・・」ではじまるこの絵本は、妊婦さんが読んでも心があたたかくなります。赤ちゃんが誕生したときにこの本のことが頭によぎるかもしれません。ママが読んでも、おなかの赤ちゃんに読んであげても、もちろん生まれてからも読んであげてほしい1冊です。

リラックスできる体操をする

軽い運動や呼吸法は、妊婦さんの気持ちをリラックスさせる効果があります。体調をみながら無理のないように行ってみてください。おなかが張るなどの体調に変化があった場合は、すぐに中止するようにしてください。

妊婦さんができるリラックスができる体操の動画をご紹介しますので、参考にしてみてください。

 

胎教をすれば頭のいい子が産まれるってほんとう?

胎教をすれば頭のいい子が産まれるということについては、医学的に証明されている根拠はありません。ですが、前の項目でご紹介したように、胎児の脳が形成される時期にママが幸せな気持ちでリラックスした生活をすることで胎児のシナプス形成によい影響があるといわれています。

ですが、頭のいい子を育てるために、ママが好きではないクラシックを我慢して聞いたり、勉強をしても逆効果になってしまうこともあります。

特に胎教をしなくても天才児が生まれることがあります。大切なのは、頭のいい子を産むためにママが嫌なことを我慢してやるのではなく、ママが幸せを感じることや楽しいと感じることを行い、幸せな気持ちで妊娠生活を送るが大切だということです。

 

胎教はリラックスして楽しみましょう

胎教とは、ママがリラックスをして幸せな気持ちで過ごすことで、胎児によい影響を与える生活を送ることです。

旦那さんと仲良くし、ファーストフードなどはやめて健康的なバランスの良い食事を心がけ、適度にストレッチや運動をし、夜更かしをせず規則正しい生活を心がけ、たまには森林浴などで自然に触れ、心穏やかに過ごすことが一番の胎教だと言えるでしょう。

子どもの頭が良くなるとか胎教に良いからといって、嫌いな音楽を聞いたり、やりたくないことを我慢してやってしまうと逆効果になってしまいます。ここで紹介した胎教方法を参考に、ママがリラックスして楽しめることをしていきましょう。

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