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赤ちゃんの夜泣きはいつからいつまで?放置はOK?3大原因&22の対策術

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育児中のママを悩ませることの1つに、赤ちゃんの「夜泣き」があります。

「ミルクもたっぷり飲んだし、オムツも変えたのに、何故か泣き止んでくれない…」と、夜中に泣き叫ぶ赤ちゃんの対応で、大変な思いをしているママは多いようです。

夜中に何度も起こされて、毎日のように睡眠不足…。そんな状況が続いたら、むしろママの方が泣きたくなってしまうでしょう。

そこで今回は「そもそも夜泣きって何なの?」というお話から、「3つの原因」「22の対策術」「時期(いつからいつまで?)」「放置してて大丈夫?」など、夜泣きについて解説していきます。赤ちゃんの夜泣きを乗り切るうえでの、ご参考になれば嬉しいです。

そもそも夜泣きって何なの?

「夜中に赤ちゃんが泣くこと=夜泣き」と思っている方もいますが、正確には「夜中にはっきりした原因がないのに泣くこと」を夜泣きと言うそうです。

・昼間はとても元気、寝る前まではご機嫌なのに、夜中に急に泣きだす。
・ミルクを飲ませたり、思いつく限りの対処をしても泣き止まない。

というのが夜泣きです。ですので、次のようなケースは夜泣きではありません。

  • 夜中に空腹で泣くけど、おっぱいやミルクを飲んだら満足して泣き止む。
  • 部屋が暑すぎる・寒すぎるなど、不快な環境のために泣く。
  • おしっこやうんちをしていて、オムツを変えたら泣き止む。
  • 体調が悪くて泣いている。

などなど。何かはっきりした原因(赤ちゃんにとって不快なこと)があって、それに対処したら泣き止むようなケースは夜泣きとは呼ばないということです。

赤ちゃんの夜泣きの3大原因とは?

実は、夜泣きの原因は解明されておらず、ハッキリと分かっていません。ただ、夜泣きの「原因かもしれない」「激しくなりやすい」といった“傾向”はあるようですので次にご紹介します。

睡眠リズム発達の1つの過程

赤ちゃんの睡眠周期は大人と比べると短いので、そもそも赤ちゃんは眠りの浅い状態になることが多く、夜中に目を覚ましやすいようです。

眠りの浅い状態を「レム睡眠」と言い、体は眠っていますが脳は活動しており、その日一日の情報を整理しているそうです。また、夢を見るのもレム睡眠中です。

そんな中で「日中の怖い体験だったり興奮したことが、蘇ったり夢に出たりする事で泣いてしまう」という説もあります。

※睡眠周期について補足

眠りの深い状態を「ノンレム睡眠」と言い、体も脳も休息状態にあります。そして、ノンレム睡眠(深い眠り)とレム睡眠(浅い眠り)は1セットとなっており、1セットに要する時間を「睡眠周期(睡眠単位)」と呼びます。

出典:sukusuku.com

5歳以上の子供や大人の睡眠周期は90~100分ですが、「新生児の睡眠周期は40~50分」「幼児の睡眠周期は40~60分」とされており、特に赤ちゃんは大人に比べて睡眠周期のサイクルが短いことが分かります。「サイクルが短い=レム睡眠の回数が多い=眠りが浅くなる回数が多い」ということです。

いつもと違う生活パターン

生まれたばかりの頃は「お腹が空いたら泣いてミルクを飲んで満足して寝る」の繰り返しだった赤ちゃんも、生後4ヵ月以降はだんだんと生活リズムが整ってきます。

生活・睡眠のリズムは成長とともに次のように変化するそうです。

(出典:unicharm.co.jp)

そんな中で、いつも違う生活パターンでリズムが狂い、それが夜泣きの原因といわれることも多いです。例えば「昼寝が長すぎた」「昼寝が出来なかった」「昼まで寝てしまった」「寝起きの時間がいつもと違った」「散歩に行けなかった」などなど。

何か刺激になるような出来事、環境の変化があった

「旅行に行った」「引っ越しした」「新しいおもちゃを買ってあげた」「友人宅へ遊びに行った」「友達が遊びに来た」「新しい乗り物に乗った」など、刺激になるような出来事や、環境の変化があることも夜泣きの原因の1つとして考えられているようです。

実際に先輩ママ達の体験談を見ると、このような刺激や環境の変化があった時に赤ちゃんがよく泣いた、という声も多いですね。

などなどが、赤ちゃんが夜泣きしやすい傾向になる原因と考えられています。

ただ、「どんな時に赤ちゃんは夜泣きをしましたか?」というアンケートによると…

(出典:combibaby.com)

このように、「わからない・傾向が無い」(55%)という回答がNO.1で、何故泣いているのか分からなくて悩んでいるママが多いことが分かります。泣いている理由は赤ちゃんにしか分からないのかもしれません。

赤ちゃんの夜泣きの時期はいつからいつまで?

赤ちゃんの夜泣きが始まる時期や終わる時期については個人差が大きく、一概に「○○から●●まで!」とは言えませんが、一般的には…

・夜泣きが始まる時期→生後6ヶ月~1歳くらい
・夜泣きが終わる時期→1歳~1歳半くらい

のように言われています。ルナルナの夜泣きの調査によれば…


出典:lnln.jp

このように平均としては「6カ月~13か月」くらいですが、大きく個人差があることが分かります。

早い子だと3ヶ月までに始まりますし、遅い子だと2歳になっても夜泣きをするケースもあります。「この子は夜泣きが全然無くて、ホントいい子だわ」と言っていたら、2歳になってから急に夜泣きが始まった、というケースもあるそうです。

ただ、赤ちゃんが成長して睡眠サイクルが落ち着いてくると、「毎日のように夜泣きがひどい」といった状況がなくなり、だんだんと頻度が少なくなる傾向にあるようです。

とは言っても、「できることなら今すぐにでも夜泣きから解放されたい!」という気持ちがあると思いますので、次に夜泣き対策方法をご紹介します。

 

効果アリ!赤ちゃんの夜泣き対策術20選まとめ

【其の一】基本的な赤ちゃんの不快は取り除く

夜泣きで悩むママはすでに実践済みかと思いますが、夜泣き対策をする前の前提として、赤ちゃんの不快を取り除きましょう。「ミルクを飲ませて空腹を解消する」「オムツをチェックして、濡れていたら変える」「布団・衣類・エアコンなどで快適な温度に調節する」など、赤ちゃんが不快に感じそうなことを解消してあげます。風邪、中耳炎、湿疹、肌荒れなども考えられます。

【其の二】日中は元気に遊ばせること

赤ちゃんの夜泣き対策の王道の1つが、日中にたっぷりと遊ばせることです。昼間起きている時に、身体を使った遊びをたくさんすることで、夜は疲れてよく眠ってくれるというもの。

子どもの健やかな成長のためには「よく食べて、よく遊び、よく眠る」が基本。日中元気に活動させることは、生活リズムを安定させるためにも大切なことです。

【其の三】眠りが深くなるまで抱っこでユラユラ

こちらも夜泣き対策の王道の1つですが、布団に寝かせると大泣きする赤ちゃんも、抱っこすると静かになるケースが多いです。そんな赤ちゃんの場合は、眠りが深くなるまで抱っこでユラユラさせるのも効果的です。

眠りの浅いレム睡眠状態だと、布団に寝かせた瞬間にまた泣いてしまう可能性がありますので、眠りの深いノンレム睡眠状態になるまで待ちましょう。「手がダラーーーっとする」「話かけても起きない」くらいになれば、深い眠りと判断できます。

ただ、この方法は体力勝負で20分・30分と長期戦になる可能性もあります。ママも大変でしょうから、パパに協力してもらったり、バウンサーを使うのも良いかもしれません。バウンサーというのは次の画像のように、赤ちゃんを寝かせた状態で前後にユラユラできるグッズのこと。

(出典:combi.co.jp)

ママが抱っこする必要がないので、ママの肉体的な負担は激減するでしょう。ただ、赤ちゃんによってはバウンサーを受け付けない子もいるので、もしバウンサー購入を検討するなら、お店に出向いて実際に試してみることをオススメします。

 

【其の四】赤ちゃんを寝かせて添い乳orミルク

赤ちゃんを布団に寝かせた状態でおっぱいを吸わせることを「添い乳」と言いますが、「添い乳で寝てくれた」という体験談も多いです。また、添い乳のようなイメージで「赤ちゃんを寝かせたままミルクをあげる」という方法も効果があるそうです。母乳やミルクを飲んでいる時の「安心感」や「満足感」が眠りを誘うのかもしれません。

【其の五】背中やお腹をトントンする

保育園の先生は幼児をお昼寝させる時に、「抱っこしている時は背中をトントンする」「仰向けに寝かせている時はお腹をトントンする」といったことをしています。トントンする意味は「ママのお腹にいた時の、ママの心音を再現すること」だそうで、ママの心音を感じることで安心して入眠できるようです。

トントンの強さは少し強め。場所は、抱っこしている時はお尻から背中のあたり、仰向けの時は胸のあたりが良いとのことです。

【其の六】子守唄を歌う

昔から赤ちゃんの寝かしつけに使われているのが「子守唄」です。子守唄には赤ちゃんをリラックスさせる他にも、健康に良い影響があったり、言葉の発達促進の効果があったりします。子守唄については、次の記事をご参照下さい。

また、上で紹介した「背中やお腹をトントンする」をしながら、子守唄を歌ってあげるのも「夜泣きに効果があった」という体験談が多くあります。

【其の七】朝、早起きをする

朝早起きにすることで、夜ぐっすり寝てくれるという理屈ですね。朝早起きすることは生活リズムを整える上でも大切なことなので、朝7時くらいに起こしてあげると良いでしょう。

ただ、せっかく朝早く起こしても、たっぷり昼寝してしまったら意味がありません。昼寝は長くても2時間程度にすると、夜寝てくれやすいようです。ママとしては、朝遅くまで寝てくれた方が助かりますが、「生活リズムをつける」「夜泣き対策」のためにも早起き習慣を心がけたいですね。

【其の八】朝、太陽の光を浴びて「体内時計」をリセットさせる

体内時計には睡眠のリズムを調節する役割があり、生後4か月くらいになると体内時計が機能してくるそうです。実はこの体内時計、24時間より少し長いリズムで動いており、1日24時間とズレが生じるため、そのままにすると決まった時間に入眠できにくくなります。

ですので、体内時計をリセットし1日24時間のリズムに合わせることが大切とされ、そのために「朝、太陽の光を浴びること」が勧められています。朝7時頃までに起こし、太陽の光を室内に入れて体内時計を正常化させてあげましょう。これだけで夜泣きが解決したという体験談もありました。

【其の九】生活のリズムを整える、メリハリをつける

赤ちゃんの夜泣き対策のために、生活リズムを整えるのも王道の方法です。「朝は早く起こす(7時)」「昼寝の時間は13時~15時まで」「食事の時間を規則的にする」「午前中に散歩に行く」など生活リズムを整えると良いようです。特に、早起きと昼寝時間をほどほどにする事は、夜たっぷり眠る習慣作りのために大切でしょう。

また「昼間は明るくして賑やかに、夜は暗くして静かに」のようにメリハリをつけるのも、生活リズムを整えるポイントだそうです。

【其の十】寝かせる時のルーティンを作る

「ぬるめのお風呂に入る→テレビを消す→絵本の読み聞かせをする→電気を消す→抱っこして子守唄を歌う」など、寝かせる前の流れを一連のパターンにするのも効果的です。何かコレをしたら寝るというルーティンを作ることで、それが潜在意識にすり込まれ、自然と寝るモードになってくれやすいです。

【其の十一】静かで落ち着かないのかも。赤ちゃんの好きな音を鳴らす

「うちの子静かだと泣くの」「うちの子外の方がよく寝るの」なんて声がとても多です。皆さんは、人のお腹に耳をつけてお腹の音を聞いたことはありますか?

実際に耳をつけてみるといろいろな音が鳴っていることが分かりますが、それはあくまで外側からの音で、胎内だともっと音が大きいそうです。

そして胎内の音に近いと言われいているのが、ビニール袋のカシャカシャ音です。ビニール袋の音を聞かせることで、「ご機嫌がよくなった」という体験談も多いです。

他にも、テレビの砂音、ドライヤーの音、シャワーなど水を流す音、掃除機の音、洗濯機の音、ママの心臓の音なども効果があるという報告があります。

YouTubeなどの動画サイトにある胎内音を聞かせてみたり、お母さんのラッコ寝で夜泣きが落ち着く事も多いようです。

【其の十二】赤ちゃんの足を温めてあげる

人間の身体は眠る時に体温を下げる働きがあります。それは赤ちゃんも同じで、手足から熱を放出して体温を下げようとするのです。それを逆手にとり「赤ちゃんの足を温めることで、熱の放出を促進してあげる」という方法です。

足裏やふくらはぎを軽くもんであげたり、優しくさすってあげたりして、温めてあげると良いでしょう。ただ、足をすっぽり覆ってしまう靴下は、熱の放出を妨げてしまうため良くないそうです。靴下ではなく長ズボンやレッグウォーマーがオススメです。

【其の十三】寝る1時間前にはスマホは触らせないこと

スマホ育児という言葉があるように、スマホに依存してるほどでないにしろ、スマホを育児に活用しているご家庭は多いです。実際、育児をサポートするアプリも増えており、スマホが子守役になってくれたり、知育に役立つことは間違いありません。

ただ、スマホを触らせるデメリットの1つに「ブルーライトの光が睡眠ホルモン「メラトニン」の分泌をストップさせる」ということがあります。スマホを触っているうちは、なかなか眠くならないということ…。ですので、日中にスマホで遊ばせるのは構いませんが、少なくとも寝かしつけの1時間前には触らせないようにしましょう。

【其の十四】モロー反射の対策をする

モロー反射とは、生まれたときから持っている原始反射の1つ。赤ちゃんが、抱っこしようとしたとき・大きな音がしたときなど、刺激を受けたときに身体をビクッとさせて両腕を広げる動作のことを言います。

赤ちゃんならではの可愛い反射なのですが、睡眠時にモロー反射をすると、

・びっくりして起床のきっかけになる
・びっくりしてパニックのような夜泣きになる

という事もあって、睡眠中はとても厄介な存在なのです。

モロー反射対策として大切なのは密着感。対策グッズとしてスワドルミーという商品がオススメです。赤ちゃんを胎内にいた時のように、身体を包み込んでくれるグッズです。


出典:nihonikuji.co.jp

少し見た目に抵抗があるかもしれませんが、赤ちゃんにとっては落ち着く体勢のようです。

ただ、スワドルミーを使うタイミングを間違えては、全く効果がありません。もう胎児ではない赤ちゃんは、やっぱり手足を自由に動かせるのも大好き。なので、授乳を終えて、寝入りや寝落ちの時にスワドルミーを着けてあげるのがポイントです。

ちなみに、おくるみや大きなバスタオルでも、スワドルミーと似たような環境を作ることができます。

お雛巻きという方法で、次の動画が参考になるでしょう。

次の記事も参考にしてみてください。

【其の十五】ホットミルクを飲ませる

これは赤ちゃんが1歳くらいになって牛乳を飲めるようになってから使える対策ですが…、ホットミルクを飲ませることも夜泣きに効果があります。というのも、牛乳は睡眠ホルモン「メラトニン」の原料になりますし、牛乳にはカルシウムが豊富でイライラなどを静め、リラックスを促進させる効果もあるからです。

また、ホットミルクにすることで、飲めば内臓が温まって全身の血行も良くるので、身体の深部体温が発散しやすくなり、体温が下がるために入眠しやすくなるのです。「寝る前にホットミルクを飲みましょう」とよく耳にしますが、これはとても理に叶った方法なんですね。

【其の十六】落ち着いたオレンジ系の照明にする

バーなどでよく見られるオレンジ系の照明は、とても落ち着いていてリラックス効果があり、睡眠ホルモン「メラトニン」の分泌が促進されます。逆に、青系の照明はメラトニン分泌を抑制する力が強いです。

照明の色はオレンジ系→青系の順に「電球色・温白色・白色・昼白色・昼光色」となっていますので、寝室の照明はオレンジ系の電球色がオススメです。

(出典:linkspoint.com)

また、強い光を浴びることでもメラトニン分泌が抑制されるので、照明の明るさも抑えめにすると良いかもしれません。寝室だけではなく、寝る前に過ごしているリビングの照明の強度にも注意したいところでしょう。

【其の十七】一度しっかり起こしてリセットする

赤ちゃんは半分寝ているような状態で、恐い夢を見て泣いていたり、泣いている自分の声にビックリしてさらに大泣きしたりすることがあります。そんな時に、お腹をトントンしたりして落ち着かせようとしても、泣き止まないことが多いです。

このように寝ぼけて泣いている時は、一度しっかり起こしてリセットすることをオススメします。「部屋の明かりをつける」「しっかりと話しかける」「抱っこして部屋を移動してみる」などして、しっかり目覚めさせて、再度寝かしつけにトライしましょう。

【其の十八】ご近所へ挨拶しておく

「少しくらいは泣かせておく」という方法は、一軒家であれば気にならないかもしれませんが、集合住宅の場合は「ご近所迷惑になりそう」と心配になるかもしれません。ママの心配や焦りが赤ちゃんに伝わって、さらに夜泣きがひどくなる、といった事があるようです。

ですので、ご近所迷惑が気になる場合は、赤ちゃんの夜泣きが始まったら「夜泣きでご迷惑をおかけします」と、上下左右の部屋の人に挨拶しておくと良いですね。ママの気持ちもスッキリとし、夜泣きに対しておおらかに対応できるでしょう。

【其の十九】夜泣きはあって当たり前!みんな悩んでいると知る

「お子様に「夜泣き」はありましたか?」というアンケートによると…

(出典:combibaby.com)

このように、
「ときどきあった」(39%)
「頻繁にあった」(24%)
ですから、多くのママが夜泣きで悩まされてますし、多くの先輩ママたちが夜泣きを乗り越えてきたことが分かります。

また、厚生労働省のデータによると、平成25年の赤ちゃんの出生数は約100万人です。(参照:mhlw.go.jp)単純計算すれば、頻繁に夜泣きでツラい思いをしているママが今24万人もいるということ。

夜中1人で赤ちゃんを抱っこしている時、同じような境遇のママが24万人いると考えて下さい。あなただけではないと思ったら、少しだけ気持ちが楽になりませんか?そのママの楽になった気持ちが赤ちゃんも伝わって、リラックスしてくれるかもしれません。

【其の二十】夜泣きといえば宇津救命丸??

宇津救命丸というお薬をご存知でしょうか?宇津救命丸は、夜泣きに効く薬として、400年前から赤ちゃんに飲まれてきたそうな。(嘘か本当かは分かりません)

「赤ちゃんに薬って大丈夫?」と思われるかもしれませんが、自然由来の8つの生薬だけで作られており、睡眠剤や精神安定剤などの成分は入ってないので、成分的には飲ませても安心なようです。

実際に使用しているママも多く「効果バッチリだった」という体験談もありましたので、もし上記の夜泣き対策を実践してみてダメだったら、一度試してみるのも良いかもしれません。(もちろん、逆に「全く効果がない」という体験談もあります)

【其の二十一】ママの体調を整える

産後うつ・育児ノイローゼ」の記事でも書いたように、育児中のママは、産後の体力回復や睡眠不足などでとても大変です。そんな大変な中で赤ちゃんの夜泣きが重なったら、さらにツラく、ストレスやイライラを感じやすいです。

ただ、ママのストレスやイライラは赤ちゃんに伝染してしまうため、「赤ちゃんがリラックスできず眠れない」ことにつながります。ですので、できるだけママの体調を整えるような事をし、ストレスやイライラを解消しましょう。

すぐに出来る対策としては「赤ちゃんが昼寝している時に一緒に寝る」「パパに家事・育児をお願いして休む」など。パパや家族にも協力してもらって、時間を見つけて休息を取るようにしたいところです。家族の協力が得られない場合は、自治体のヘルパーさんを検討するのも良いでしょう。

【其の二十二】成長痛で泣いているのかも!足をマッサージしてあげよう

赤ちゃんの夜泣き対策として、面白いツイートがありました。なんと35,000件以上もリツイートされており、「参考になった!」というコメントも多くみられました。

ツイートの内容としては「成長痛が痛くて泣いていると判明」「足をもみもみマッサージしてあげると寝てくれる」というもの。実際のツイートを掲載しておきますので、良かったらチェックしてみて下さい。画像をクリックすると、ツイートの4コマ漫画をチェックできます。

 

赤ちゃんの夜泣きは放置しても大丈夫?少しくらいは泣かせておくことが大事?

赤ちゃんが泣いた時にすぐに抱っこしてあげたくなりますが、それを繰り返すことで「泣いたらママが抱っこしてくれる」のように学習してしまいます。もちろん、泣いたら抱っこしてあげることは、赤ちゃんを安心させるために大切なこと。しかし、「泣いたらすぐに抱っこ」という対応は、夜泣きや寝かしつけを大変にする要因にもなるようです。

ですので、「赤ちゃんの不快を取り除いてあげる」「赤ちゃんに快適な環境にしてあげる」などを前提として上で、「10分くらい様子見してみる」のもオススメです。赤ちゃんは泣くことで体力が付きますし、寝かしつけの際に必要以上に干渉しないことで「自力で眠る力が付く」というメリットもあります。

もしかしたら「サイレントベビーになるのでは?」と思うかもしれませんが、日中触れ合ってますし、泣いたまま何時間も放置するワケではありませんから、その心配はありません。

※注意点は、ママとパパで共通のルールを作っておくことです。ママだけ「ちょっと泣かせておこう」としても、パパが「早く抱っこしてあげようよ」と抱っこしてしまっては意味がないですし、赤ちゃんも混乱してしまうからです。

まとめ:赤ちゃんにあった対策を見つけよう!

以上、赤ちゃんの夜泣きについて、時期や原因、対策術などお話しさせていただきました。

すでに実践済みの夜泣き対策もあると思いますが、また実践していない対策もあるでしょう。是非、1つ1つ実践していただいて、あなたの赤ちゃんに合ったものを見つけていただけたらと思います。

人間は人それぞれ個性があるように、夜泣きにも赤ちゃんの個性が出るものです。大声で泣く子もいれば、小さな声で泣く子もいれば、身体をよじらせて全身を使って泣く子もいます。2,3分で泣き止む子もいれば、30分ずっと泣き続ける子もいれば、一晩に何回も泣く子だっています。

夜泣きのスタイルは赤ちゃんによって皆違いますから、「これをすれば泣き止む!」というような普遍的なマニュアルはありません。自分の子供のパターン、ルーティーンを見極めて快適な睡眠生活を目指しましょう。

ママも、夜泣きが酷かった日は少し家事の手も抜いて、赤ちゃんと一緒にお昼寝をしたり、身体がツラい日は冷凍食品などで工夫するのも手だと思います。

あっという間に終わってしまう赤ちゃんの期間だからこそ、無理せずママがのんびり過ごせる環境も大切です。

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