新生児の赤ちゃんが泣き止まない!ママのイライラがMAXになる前にこれを確認してみよう
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赤ちゃんが産まれて幸せな気持ちはどこへやら、ミルクをあげても、おむつを替えても泣き止まない。も~~~~ぉどうすればいいの?という経験があるママは多いでしょう。
赤ちゃんのお世話でママも寝不足が続いているので、泣いている理由がわからないと、「赤ちゃんなんて産まなきゃよかった」「どっか行ってしまいたい」なんて思ったりもするかもしれません。
新生児の赤ちゃんは、言葉で伝えることができないので、気持ちを理解するのが難しいです。そこで、赤ちゃんが泣いてしまう理由やその対処法についてご紹介します。ママのイライラがMAXになってしまう前に、この記事を参考に対応してみてくださいね。
赤ちゃんが泣いてしまう主な理由と対処法
赤ちゃんが泣いてしまう理由として思いつく主なものは、「おなかがすいている」「おむつが濡れていて気持ちが悪い」がありますね。それ以外にもいくつか理由があります。まずは、赤ちゃんが泣いてしまう理由を知り、そのひとつひとつの対処をしてみて、赤ちゃんが泣き止むか試してみましょう。
おなかがすいている
ミルクで育てている場合は、赤ちゃんが飲んだ量を確認することができますが、母乳で育てている場合、赤ちゃんがどれくらいの量を飲んだのか知ることは難しいです。
自宅にベビースケールがあれば授乳前後の体重差をチェックすることで、飲んだ量を計測することができますが、長期間使用するものでもないので購入してない人も多いでしょう。
ミルクの赤ちゃんも母乳の赤ちゃんもそうですが、ミルクを飲み終わったり、おっぱいを口から離したあとに、しばらくしたらもうちょっと飲みたいな、飲み足りなかったなと感じて泣いてしまうことがあります。授乳後になかなか泣き止まないときは、もう少しおっぱいをあげてみたり、ちょっとだけミルクを作り足してあげると泣き止むことがあります。
おむつが濡れている
布おむつと違い、最近の紙おむつは性能がいいので多少おしっこをしたあとも「おしりサラサラ」という商品が増えましたが、おしりが不快に感じると赤ちゃんが泣いてしまうことがあります。おっぱいやミルクを飲みながら少量のうんちをしていることもあるので、とくに臭くないなと思ったときもおむつの中を確認してみましょう。
まったく汚れていなかったり、濡れていないときはおむつを替える必要はありませんが、少しでもおむつが濡れていたり、汚れていたら念のためおむつを替えてみましょう。
体のどこかに痛みやかゆみを感じている
「おむつかぶれがある」「体に湿疹ができている」「洋服にタグのようなものがついていて肌に当たっている」「おむつの当たっている場所に不快感がある」など、体に痛みやかゆみがあるときも赤ちゃんが泣いてしまいます。
新生児の赤ちゃんの場合、おむつかぶれや湿疹は、前の日に沐浴などで全身を見たときは特に異常がなかったとしても、朝になって突然どこかがかぶれていることもあります。おなかもすいていない、おむつも濡れていないときは、洋服のボタンをはずして、どこか肌が赤くなっているところはないか、かぶれや湿疹がないかなどを確認してみましょう。
熱がある・具合が悪い・病気
赤ちゃんは具合が悪くても、言葉でママに伝えることができません。体調が悪くて泣いてしまうことがあります。いつまでも赤ちゃんが泣き止まない場合は、念のため体温を計ってみましょう。赤ちゃんが泣くとそれだけで体温が上がってしまうことがありますが、あきらかに普段と比べて体温が高い、顔が赤いなどの症状がないか、普段と違うところはないかなどを確認してみましょう。
具合が悪いときは病気の可能性もあります。赤ちゃんに以下のような状態があるときは、すぐに病院で診てもらうことをおすすめします。おっぱいやミルクをきちんと飲む、熱がある以外は元気に泣くことができている場合は、翌日の診察時間を待って受診しても問題ありません。
すぐに病院に行った方がいい場合
以下のような症状がでているときは、診療時間外や夜間の場合でも、その時間の対応が可能な病院で受診するようにしましょう。
2.ぐったりしていておっぱいやミルクが飲めない
暑い・寒い
新生児の赤ちゃんは自分で体温調節を上手にすることができません。そのため、ちょっと布団を多めにかけてしまったり、服を重ね着しすぎたりすると暑くて泣いてしまうことがありますし、大人にとってちょうどいい室温が赤ちゃんにとって寒いこともあります。
新生児の赤ちゃんがいつまでも泣き止まないときは、体に汗をかいていないか、手足が冷たくなっていないかを確認してみましょう。大人の感じる温度と赤ちゃんが心地よいと感じる温度には差があるため、寒いかも?と思って布団を多めにかけすぎてしまうと、赤ちゃんが暑いと感じていたり、少し暑いかな?と薄着にさせすぎてしまうと、赤ちゃんにとって寒いこともあります。
うるさい・まぶしい
部屋や家の周りがうるさかったり、部屋に差し込む日光や家の照明がまぶしいなど、自分のいる環境に不快感があると泣いてしまうことがあります。赤ちゃんが泣き止まないときは、部屋を少し暗めにしたり、できるだけ部屋を静かにしてあげるなどの環境を整えてみましょう。部屋の居心地がよくなると泣き止んでくれることがあります。
眠いのに寝られない
大人でもすごく眠気を感じるのに、いざ寝ようとするとなかなか寝られないときがありますよね?それと同じように新生児の赤ちゃんもすごく眠気を感じているのに、うまく寝ることができなくて泣いてしまうことがあります。
すぐに抱っこすると抱き癖がついてしまうので、抱っこしすぎるのは良くないという話を聞いたことがあるママもいると思います。そういう話を聞くと、抱っこをすることに不安を感じてしまうかもしれませんね。
ただ、
「抱き癖を心配して赤ちゃんを抱っこしないっていう人もいるけど、赤ちゃんを抱っこできる期間は一生のうちでごくわずかなんだから、抱っこできるときにいっぱい抱っこしてあげればいいんだよ」
という意見の専門家も多いです。
ちなみに「抱き癖はよくない」という考え方は、『スポック博士の育児書』によって昭和30年代に広まったとされています。この育児書は「大人中心の育児法」といわれ、大人が主体で、その都合に子どもを合わせていく、という考え方だそうです。
しかし、時は流れ、赤ちゃんの心理面の理解が進み、「抱き癖は心配ないし、むしろどんどん抱っこしよう」という考え方が、日本でも外国でも主流になっています。
ですので、赤ちゃんがうまく寝られなくて泣いているときは、赤ちゃんが安心できるように抱っこをしてあげてみてください。ママのぬくもりとママの心臓の音を聞くと赤ちゃんが安心して上手に寝られることがあります。
特に理由がない
新生児の赤ちゃんのときは、特に理由もなく泣いてしまうことがあります。赤ちゃんは泣く理由があって泣いているわけではないので、おっぱいをあげても、おむつを替えても、抱っこをしてもぜんぜん泣き止まないことがあります。
特に理由がなくて泣いているときは、ママにできることはないので、特に理由はないけど泣きたいんだな~とドンとかまえて、赤ちゃんの気が済むまで泣かせておきましょう。いっぱい泣き続けるとそのうち泣き疲れてそのまま眠ってしまうことがあります。
赤ちゃんが泣き止まないときは赤ちゃんが好む音を聞かせてみよう
赤ちゃんが泣き止まないときに「おなかの中の胎内音に近い音を聞かせてあげると泣き止む」という話を聞いたことはありませんか?入院中に看護師さんに相談したら、「ママの胎内音がするひつじのぬいぐるみがあるんだけど」などと、音グッズをオススメされたママも多いようです。
無料でできるものもあるので、試してみる価値はあるでしょう。赤ちゃんが泣き止むといわれている胎内音に近いといわれている『音』や、赤ちゃんが安心できる『音』についてご紹介します。
テレビの砂嵐(当日の放送終了後の画面の音)
テレビ放送の終了後の画面の砂嵐といわれている画面の「ザーーーー」という音が胎内音に近く、赤ちゃんが安心するといわれています。You tubeでもアップされているので、試してみるのもいいかもしれません。
https://youtu.be/dL1_5Jw6pm0
ビニール袋をカシャカシャする音
なめらかなビニール袋ではなく、スーパーのサッカー台に備え付けられているようなビニール袋をカシャカシャすると、赤ちゃんが寝てくれることがあるそうです。試してみてください。
https://youtu.be/mZztvrLhxbw
扇風機・ドライヤーの音
扇風機の音やドライヤーの音も胎内音に近い音だといわれています。ただし、赤ちゃんに音を聞かせるときは、扇風機の風やドライヤーの風が直接当たらないように注意してくださいね。動画もあります↓
https://youtu.be/idLg9k0MRIk
雨の音
雨の音を聞くと寝てくれる赤ちゃんがいるようです。
https://youtu.be/0dDDH9kP87M
ヒーリング音楽
寝ぐずりの始まった赤ちゃんに聞かせたら泣き止んだそうです。ママが眠くなってしまうというコメントもありましたが、ママも赤ちゃんと一緒におだやかな音楽を聴きながら眠ってもいいかもしれませんね。
https://youtu.be/JNE-lrKk6Mg
他にもYouTubeで「赤ちゃんが泣き止む音」などと検索すると、いろんな音や音楽が紹介されていますので、良かったらチェックしてみて下さい。
CMが入るものもあるのでご注意を。赤ちゃんがびっくりしてしまうことがあります。
ママの声を聞かせる
赤ちゃんにとって一番安心できるのは何よりママの存在です。赤ちゃんが目の前で泣いているのを見ているとママもイライラしてしまうこともありますが、優しいママの声は赤ちゃんにとって一番安心できる『音』です。おだやかな声で子守歌を歌ったり、話しかけてみてくださいね。
新生児の赤ちゃんが泣き止まない!ママのイライラを解消する方法は?
赤ちゃんがなかなか泣き止まないとママもイライラしてきてしまいますよね?
弊社のライターさんの体験談ですが、毎日、毎日赤ちゃんの泣き声が聞こえてなかなか泣き止まないのを心配して、同じアパートに住む先輩ママが、「うちの子どもたちもう大きくなっちゃったから赤ちゃんがかわいくて仕方がないの。赤ちゃん抱っこしたいから、今から赤ちゃんを連れてうちに遊びに来ない?」と声をかけてもらったことがあったそうです。
先輩ママがお茶を出してくれて、「私が赤ちゃん抱っこしていてあげるから、ゆっくりお茶を飲んで少し休憩して!」っていってくれたときは、涙が出るくらいうれしかったとのこと。
でも、ここまでしてくれるご近所さん恵まれている人は稀でしょう。そんなときは、上手にイライラを解消しながら、大変な時期を頑張って乗り越えていきましょう。
赤ちゃんを安全なところに寝かせ、少し赤ちゃんから離れてみる
ずっと泣き続けている赤ちゃんを抱っこし続けていると、ママの方が泣きたくなってしまうことがあります。そんなときは、赤ちゃんが窒息する危険がない安全な状態にして、赤ちゃんを寝かせて、少しの間赤ちゃんから離れて落ち着いてみましょう。
ママのイライラが赤ちゃんに伝わってしまい、なかなか泣き止まないことがあります。赤ちゃんの泣き声が少し小さくなるだけで、ママの気持ちが安定してくることがあります。ときどき様子を見ながら、少し赤ちゃんから離れてみましょう。泣き疲れてそのまま眠ってしまうこともあります。
強い日ざしを避けて、赤ちゃんを抱っこして外の空気を吸ってみる
新生児の赤ちゃんと遠くにお出かけすることはあまりオススメできませんが、赤ちゃんを抱っこして玄関の外に出てみる、庭に出て外の空気を吸うだけでも気分が変わることがあります。なかなか赤ちゃんが泣き止まないときは、強い日差しを避けて、ちょっとだけ外に出て外の空気を吸ってみましょう。
赤ちゃんも外の空気に触れて気持ちよくなると、泣き止んでくれることもあります。
深呼吸してみる
深呼吸は、気持ちを落ち着かせる効果があるといわれています。試験の前や大事な用事の前に緊張をしているときに、自然と深呼吸をしたくなることがありますね。赤ちゃんの泣き声だけに意識を集中してしまうと、イライラがどんどん大きくなってしまうことがあります。そしてそんなときは、呼吸が浅くなっていることが多いです。
赤ちゃんがなかなか泣き止まずママがイライラしてきてしまったら、意識して大きく深呼吸をしてみましょう。少し気持ちを落ち着かせることができると思いますよ。
育児でストレスを抱えないために子育てをひとりで頑張らない
特に初めてママになった人は、「赤ちゃんを守らないといけない」「子育てを頑張らないといけない」「イライラするのは母親失格」「家事も育児もちゃんとしないと」と自分で自分を追い詰めてしまうことがあります。真面目で頑張り屋さんのママほど、子育てを頑張りすぎてしまって、ストレスをためてしまうことが多いんですね。
ママだって普通の1人の人間です。赤ちゃんの泣き声をずっと聞き続けていると、ストレスもたまりますし、イライラしてしまうこともあります。近くに頼れる人がいる場合は、たまには赤ちゃんのお世話を頼んでママも気分転換をしておくようにしましょう。
ママが気分転換もせずに、ひとりで赤ちゃんと向き合い続けてしまうと、どんどん気が滅入ってきてしまいます。でも、ママがときどき誰かに赤ちゃんを預けてママも楽しい時間を持つようにしていると、子育てをしている時間も上手に過ごすことができるようになります。
子育てはひとりで頑張らずに、パパや周りの人にも協力してもらって、みんなで赤ちゃんを育てて、大変な時期を乗り越えていきましょうね。
専門家に相談する
赤ちゃんが泣き止まない日が毎日続いてしまうと、ママの心も体も疲れ切ってしまいます。新生児の赤ちゃんが毎日泣き止まない、もうどうしたらいいかわからない、という気持ちになってしまったときは、専門家に相談するのも1つの方法です。
お住まいの自治体のホームページを見ると、電話による子育て相談にのってくれるところもありますし、民間の企業などが無料で子育て相談にのってくれるところもあります。誰かに話しを聞いてもらえるだけでも、気持ちが楽になれることがあります。
いつでも相談できるように、わかるところに連絡先を控えておいてみてください。つらいときは、話を聞いてくれる人がいると思えるだけでも気持ちが落ち着いてくると思います。
毎日、新生児が泣き止まない、もうつらくてどうしたらいいかわからないというときは、保健婦さんや子育て相談の窓口を利用して、ママのつらい本音を聞いてもらいましょう。つらい気持ちを共感してもらえるだけでも、気持ちが楽になれるのでオススメですよ。
まとめ
新生児の赤ちゃんのお世話は、24時間休みがありません。特に初めてママになった人は、毎日がわからないことばかりで不安もたくさんあります。そして、授乳間隔も短いので慢性的に寝不足状態になっているので、赤ちゃんがなかなか泣き止まないとつらくなってしまうでしょう。
赤ちゃんがなかなか泣き止まないときは、今回ご紹介した点を確認して対応してみてください。それでも泣き止まないときは一人で頑張ろうとせずに、パパやお母さん、周りの人を頼りながら上手に大変な時期を乗り切っていきましょう。
ママの気持ちがつらくなったときは、本音を誰かに聞いてもらうだけでも楽になれることがあります。出産した産婦人科の先生、健診でお世話になっている保健婦さん、自治体などで運営している子育て相談の窓口などを利用して、ママの気持ちを聞いてもらってみてください。
育児はすぐに終わりません。だからこそ無理をしないことが大切です。赤ちゃんが泣きやまない、つらいと感じたときは我慢しないで、周りの人に助けてもらいましょう。そしてみんなで赤ちゃんを育てていきましょうね。