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乳児の寝返りの時期と寝返り防止方法について。寝返り後の5つの注意点とは?

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産まれたばかりの赤ちゃんが、だんだん動きが激しくなってくると、いつになったら寝返りができるようになるのか気になってきますね。赤ちゃんの寝返りは突然できるようになることがありますが、なかなか寝返りをしてくれないと、「いつ頃できるのかな?」「練習したほうがいいの?」とか、「夜、突然寝返りをしてしまって気が付かなかったらどうしよう」と不安になるママも多いのではないでしょうか。

そこで、赤ちゃんの寝返りについて練習をしたほうがいいのか、寝返りができるようになった赤ちゃんが夜寝るときに注意することなどについてご紹介します。

 

赤ちゃんの寝返りができるようになるのはいつ頃?

赤ちゃんの寝返りは、首がすわり、背中の筋肉が発達してくる生後5~6か月くらいで初めて寝返りのできる赤ちゃんが多いです。早い赤ちゃんの場合は、3~4か月でできるようになることもありますし、9か月くらいになって寝返りを始める子もいます。中には寝返りをせずに、次の段階に進む赤ちゃんもいますので、寝返りができるようになる時期は赤ちゃんによって個人差があるということです。

月齢の早いうちに寝返りができるようになると、はじめは自分で仰向けに戻ることができないため、寝返りしたことに気が付かないままでいると赤ちゃんが窒息してしまうことがあります。

赤ちゃんの寝返りはある日突然できるようになるため、いつ寝返りできるようになってもいいように、赤ちゃんが寝ている環境をしっかり整えておいてあげましょう。

寝返りを始める時期に冬を迎える赤ちゃんは寝返りしにくいことも

赤ちゃんが寝返りを始める生後5~6か月以降に冬を迎える赤ちゃんの場合、夏に比べて服装が厚くなりますね。夏の薄い服を着ている時期よりも、厚い服を着ている季節のほうが赤ちゃんも動きづらくなっているため、寝返りがしにくくなっていることがあります。

もちろん、寝返りを促すために薄着にさせてしまうと赤ちゃんが風邪などをひいてしまったり、体調をくずしてしまうこともありますので、季節に合わせた服装にしてあげましょう。冬はちょっと動きにくいのかな?と思うと、ママもあせらずに見守ってあげることができますね。

 

赤ちゃんが寝返りできそうな動きを始めたら注意することとは?

最初は完全に寝返りできなかったとしても、もうちょっとでコロンと寝返りができそうな動きをし始める時期がありますね。このような動きができるようになると、ある日突然寝返りができるようになることがあります。赤ちゃんが突然寝返りをしたときに、窒息などの事故にならないように注意する点をご紹介します。

やわらかい敷布団は寝返りをしたときに窒息してしまう可能性がある

寝返りができそうな動きができるようになったり、寝返りができるようになったら、赤ちゃんを寝かせる布団は硬めのものを用意しておきましょう。ベビー布団などではなくてもいいのですが、赤ちゃんの寝ている場所が体が沈み込んでしまうような柔らかい場所の場合、寝返りをしたときに布団が赤ちゃんの顔をふさいでしまい、窒息してしまうことがあります。

また、寝返りできるようになったばかりの時期は、寝返りができても自分で元に戻れなくなってしまうこともあります。寝返りしそうな動きを始めたり、寝返りできるようになったばかりのときは、固めの場所に赤ちゃんを寝かせて、赤ちゃんから目を離さないように注意しましょう。

タオルなど顔をふさいでしまう心配のあるものをそばに置かないようにする

赤ちゃんを寝かせているときは、タオルやティッシュなど顔をふさいでしまう心配のあるものをそばに置かないようにしましょう。気が付かないうちに赤ちゃんが引き寄せてしまい、窒息の事故になってしまう可能性があります。

赤ちゃんをベビーベッドやベビーサークルなどで寝かせているときは注意する

赤ちゃんをベビーベッドやベビーサークルで寝かせている場合は、赤ちゃんが寝返りをして柵のすきまに落ちてしまったり、柵のすき間に手や足などが入ってしまい動けなくなってしまう危険があります。ベビーベッドやベビーサークルを利用している場合は、柵のまわりに安全パットなどを利用する、柵から離したところに布団を敷くなどの対策をしておきましょう。

寝ている赤ちゃんから目を離すときは赤ちゃんが寝返りできないようにしておく

赤ちゃんが静かに寝ている間は、ママも少し休憩をしたり、トイレや食事の用意などで赤ちゃんから目を離すことがありますね。赤ちゃんは突然寝返りができるようになることがあります。赤ちゃんが寝ているときに目を離すときは、赤ちゃんの両側にクッションなどを置き、赤ちゃんが寝返りできないように工夫をしましょう。

おすすめの寝返り防止グッズ

寝返り防止には、自宅にあるクッションなどを利用してもいいのですが、市販されている寝返り防止用のグッズを使うのもおすすめです。

<ファルスカ ベッドインベッド>

https://item.rakuten.co.jp/bebechambre/746113/

このような寝返り防止グッズは、寝返り防止だけではなく、新生児の赤ちゃんと添い寝をするときに赤ちゃんをつぶしてしまわないように防止をする目的でも使うことができますし、おむつ替えをいやがってコロンと寝返りをしてしまう赤ちゃんにも便利です。幅広い使い方ができるので、新生児から1歳くらいまで使うことができます。

冬場は赤ちゃんのそばに暖房器具をおかないように注意をする

冬になると、赤ちゃんのいる部屋に暖房器具などを置くことがありますね。オイルヒーターは赤ちゃんのいる家庭では、空気を汚さずに部屋を暖めることができるので便利な暖房器具ですが、寝返りができるようになった赤ちゃんの近くに暖房器具を置かないように注意しましょう。

ママが知らない間に寝返りをしてしまい、やけどをしてしまう危険があります。

赤ちゃんの寝返りはある日突然できるようになることがあるので、赤ちゃんの寝ているそばに暖房器具だけではなく、危険なものを置かないように注意しましょう。

危険なものは暖房器具だけではない!家具やコンセントなども注意が必要

赤ちゃんが寝返りできるようになると、思わぬ方向にコロンと向きを変えてしまうことがあります。布団から出てしまったり、タンスなどに頭をぶつけてしまったり、コンセントなども口に入れようとしてしまうことがあります。

赤ちゃんの布団の周りはできるだけ空間を広く取り、事故防止に注意するようにしましょう。

他にもいろいろなものを誤飲する可能性もあるので要注意です。

赤ちゃんが寝返りできるようになったら自分で手が抜けるようになるまでできるだけ目を離さない

寝返りができるようになったばかりの赤ちゃんは、うつぶせになったあとに自分の手がうまく抜けないことがあります。自分の腕が抜けない状態になっていると、体を支えることができないので、窒息の可能性もありますし、長い時間赤ちゃんが自分の体重で腕を抑えた状態が続いてしまうと、血流が滞ってしまいうっ血してしまうことがあります。赤ちゃんが自分でうまく抜けなくなってしまっているときは、ママがサポートしてあげましょう。ただし、無理やりママが腕を抜こうとしてしまうと、脱臼してしまうこともあるので、注意してください。

赤ちゃんが寝返りできるようになっても、うまく腕が抜けない間は、赤ちゃんが寝ているときにできるだけ目を離さないように注意しましょう。

 

頭が重い?寝返りしない赤ちゃんは練習したほうがいいの

赤ちゃんの寝返りは自然に赤ちゃんが覚える行動なので、無理をして寝返りの練習をする必要はありません。特に、首がすわりしっかりしてくるまでは、赤ちゃんが自然に寝返りをするまで様子を見てもまったく問題ありません。

赤ちゃんの頭が大きくて、頭が重くて寝返りができないんじゃないかと心配になってしまう場合は、赤ちゃんの首がしっかりしたら、ママがうつぶせにしてあげて、うつぶせの状態に慣れさせてあげることから始めてみましょう。

首がしっかりしていれば、赤ちゃんをうつぶせにしてあげると、首をあげた腹ばいの姿勢ができるようになります。早く寝返りができるように無理強いをしてしまうと、赤ちゃんがうつぶせの状態を嫌がることがあります。うつぶせの練習をするときは無理強いはせずに、嫌がるときはすぐに仰向けに戻してあげるようにしてください。

また寝返り練習については次の動画も参考になるでしょう。

寝返りすることに興味がない場合も

首がすわる、寝返りをするなどは、母子手帳や育児書などにだいたい何か月くらいでできるようになると書いてあるため、首がしっかりすわる頃の月齢になってもまったく寝返りをするそぶりを見せないと、あせってしまうママも多いです。

寝返りなどの行動には、赤ちゃんそれぞれの個性があります。寝返りだけではなく、はいはい、ひとり座り、つたわり立ちなど、早くできる赤ちゃんもいれば、のんびりできるようになる赤ちゃんもいます。説明どおりに行動ができなくても、「うちの子はのんびりやさんなのね」くらいの気持ちでママがあせらないことも大切です。

寝返りをしない赤ちゃんの中には、寝返りに興味がない赤ちゃんもいます。そんな赤ちゃんの場合は、好きなおもちゃなどをそばに置いてあげると、おもちゃをつかみたくて頑張っているうちに急に寝返りができるようになることがあります。なかなか寝返りをしなくて心配なときは、おもちゃなどで気を引いてみるという方法もおすすめです。

 

なかなか寝返りをしなくて心配なときは保健婦さんや小児科の医師に相談してみましょう

自分の子どもと同じくらいの月齢の赤ちゃんを持つママとお友達になると、子どもの成長の違いで不安になることがありますね。寝返りなど赤ちゃんの成長とともにできるようになることがいつまでたってもできなくて不安になってしまったときは、一人で悩まず誰かに聞いてもらうようにしましょう。健診のときに保健婦さんに相談してみてもいいですし、かかりつけの小児科医の先生に相談してもいいですね。

他にも民間の団体で子育て相談にのってもらえる窓口やお住まいの自治体でも子育て相談にもってもらえるところがあります。病院に行くのも怖いけど不安もあるときは、まずはこういった窓口に電話をして相談してみるのもいいかもしれませんね。

お住まいの自治体の子育て相談の窓口を探す場合は、「〇〇市 子育て相談」のように検索すると、自治体のホームページの子育て相談のページを簡単に探すことができますよ。

 

まとめ

赤ちゃんが寝返りできるようになるのは、個人差があります。周りの赤ちゃんと比べてしまうとママが不安になってしまうことがありますので、赤ちゃんが自然に寝返りできるようになるまで気長に見守ることも大切です。

周りの赤ちゃんと比べて成長の違いに不安になってしまったときは、一人で悩まずに子育て相談の窓口や、保健婦さん、小児科医などに相談するようにしましょう。

また、赤ちゃんが寝ているときに目を離す場合は、赤ちゃんが寝返りできない対策をしておくことも大切です。クッションや寝返り防止グッズなどを利用して、目を離しているすきに赤ちゃんが寝返りをしてしまわないように工夫をしておきましょう。

まだまだ寝返りできないと思っていたのに、赤ちゃんが突然寝返りできるようになると思わぬ事故に発展してしまうことがあります。赤ちゃんが寝返りできていなくても布団の周りに危険なものがないようにして、安全な環境を整えておきましょう。

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