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赤ちゃんの心拍確認はいつできる?心拍確認後に母子手帳。その他注意することとは?

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妊娠検査薬で陽性反応が出ると、妊娠したかも?と嬉しさがこみあげてくる人も多いでしょう。妊娠の確定は病院で行ってもらうのですが、「妊娠後の赤ちゃんの心拍確認はいつになったらできるの?」「心拍確認されたら、母子手帳はすぐにもらいにいってもいい?」など気になることがたくさんあります。

そこで、心拍確認はいつになったら可能なのか?母子手帳はいつもらいにいくのがいいのか?など、妊娠初期の気になることについてお答えします。

 

そもそも心拍確認って何?

心拍確認とは、妊娠検査薬で陽性反応が出た場合や、生理が止まるなど妊娠の兆候が考えられる場合、病院で検査を受け、胎児の心臓の動きを確認することをいいます。

超音波検査(エコー検査で)で胎児が入っている胎嚢(たいのう)が確認できた場合であっても、検査が早すぎてしまうと赤ちゃんの心臓の動き、つまり心拍が確認できない場合はしばらく時間をおいてから再度検査をすることもあります。

心拍確認ができる時期

心拍確認ができる時期には個人差があります。早い人の場合は、妊娠5週目で確認できることもありますが、遅い人の場合は、妊娠8~9週目に入ってから心拍確認ができたという人もいます。

心拍の確認ができる時期に個人差があるのは、妊娠の週数の数え方が前回の生理が始まった日を起点に数えるので、特に生理周期が不安定な人の場合は妊娠の週数があいまいになってしまうことも多いのです。

そのため、病院で「胎嚢は確認できましたが心拍が確認できないので、もう一度検査しましょう」といわれることがあります。妊娠を望んでいるママにとっては不安になってしまうこともありますが、これはめずらしいことではありません。病院から再度検査を受けるように指示があった場合は、病院の指示に従ってもう一度検査を受けるようにしましょう。

赤ちゃんの様子が気になる場合は指示より早く病院に行って検査を受けてもいい?

どうしても気になるのでお医者さんの指示よりも前に受診したいという気持ちになる妊婦さんもいるかもしれません。ですが、検査が早すぎてしまうと心拍確認ができない可能性があります。心配になってしまう気持ちはとてもよくわかりますが、できるだけ確実に心拍確認をするためにはお医者さんの指示を守って受診することをおすすめします。

ほとんどの妊婦さんが心拍確認できるのは妊娠8週目以降が多い

前にご紹介したように、妊娠の週数は前回の生理開始日が起点になります。そのため、妊娠が確定されるまでの日数には個人差があります。一般的に、心拍確認がほぼ確認できるようになるのは妊娠8週目以降といわれています。妊娠初期の流産は受精卵に異常があることが多いので、この場合は心拍確認ができる前に流産してしまうことが多いです。

ですが、心拍確認ができたあとに流産してしまう可能性も3~5%程度あるというデータもあります。心拍確認後に出血(茶褐色や鮮血)がみられることがあるのですが、この場合妊娠を継続する上で心配のない出血もありますが、流産や子宮外妊娠なども可能性がある場合があります。少しでもおかしいなと感じたときは、自己判断せずに病院に行くようにしてください。

 

フライング検査が病院にいったときに心拍確認ができない原因に!?

フライング検査とは、市販の妊娠検査薬で妊娠の検査をすることをいいます。最近の妊娠検査薬は精度が高いため、生理予定日から1週間経つと妊娠の検査ができると書かれているものが多いです。

生理周期が安定していて、次の生理予定日にほぼ生理がきているという人の場合は別ですが、特に生理周期が急に短くなったり、長くなったりしてしまう人の場合は、病院に行くタイミングによってはすぐに心拍確認ができないケースがあります。

なぜかといいますと、妊娠検査薬で陽性反応があってすぐに病院に行ってしまうと、自分で計算していた妊娠の週数と実際の妊娠の週数にずれが生じていることがあるので、心拍確認ができない原因になってしまっていることがあるのです。

最初の検査で心拍確認ができなかった場合は、医師の指示に従ってもう一度検査を受けるようにしてください。

 

心拍確認にもう一度来るようにいわれたあとの過ごし方

病院で「心拍確認ができないので、2週間後にもう一度検査にきてください」といわれた経験がある人は多いです。ですが、赤ちゃんは大丈夫なの?ちゃんと心拍確認できる?とあまり考えすぎて時間を過ごしてしまいますと、おなかの赤ちゃんにもママのためにもあまりよくありません。

最初の検査で心拍確認ができなかったときは、ママはどのようなことを注意して生活すればよいのでしょうか。

赤ちゃんのことばかり考えすぎない

あまり考えすぎないようにといわれても、やっぱり心配ですし、不安になってしまいますね。そんなときは、ママが楽しいと思えることをして、時間を過ごすようにしてみてください。ただし、激しいスポーツをするのが好きというママの場合は、スポーツをして気分転換をするというのは流産のリスクを高くしてしまうこともあります。妊娠中の激しい運動は避けるようにしましょう。

1人でいるとつい赤ちゃんのことを考えてしまうという人も多いと思います。そんなときは、気の合う友達と楽しい時間を過ごすとあっという間に時間が経ってしまうのでおすすめです。

体を冷やさないように注意する

体を冷やしてしまうと、女性ホルモンの不調を招いてしまうことがあります。入浴は体を温めることもできますし、好きな入浴剤を入れてのんびりすればリラックス効果も期待できますね。気持ちが不安になったときは、のんびりお風呂タイムというのもいいかもしれません。

お酒・タバコをやめる

お酒やタバコはおなかの中の赤ちゃんの成長を妨げる原因になります。おなかの中の赤ちゃんは、ママの体の中で成長をしています。ママがお酒やタバコをやめずにいるということは、ママが赤ちゃんにお酒を飲ませたり、タバコを吸わせたりしているのと同じ状態になっているということです。大切な赤ちゃんを授かったのですから、これを機にスパっとお酒とタバコから卒業しましょう。

規則正しい生活を心がける

妊娠初期はホルモンバランスが急激に変化するため、イライラしたり、疲れやすくなったりすることがあります。赤ちゃんのためにはもちろんですが、ママの体調を維持するためにも「早寝・早起きをする」「朝食をしっかり摂る」「栄養バランスを意識した食事をする」などの規則正しい生活をするように心がけましょう。

 

心拍確認ができたら母子手帳はすぐにもらいにいったほうがいいの?

そもそも母子手帳は赤ちゃんの心拍確認ができるともらうことができるタイミングとなります。

母子手帳の交付は、お住まいの役所でもらうことができるのですが、発行してもらうときに「妊娠届出書」という書類が必要になります。

「妊娠届出書」は受診した医療機関で発行してもらえる場合と、役所のホームページなどからダウンロードをして自分で記載することができるようになっている自治体もあります。
医療機関で発行したものが必要な自治体と役所でダウンロードして自分で記載することが可能な自治体がありますので、お住まいの自治体の対応を確認しておきましょう。

医療機関での発行が必要な場合は、病院で「妊娠届出書」の発行をしてもらう必要がありますので、母子手帳はいつ発行してもらったらいいか先生に聞いてみるといいですね。また、自分で用意できる人も場合も、いつ頃取りにいったらいいか聞いてみると安心して役所に手続きが行くことができるので、病院を受診したときに先生に確認してみましょう。

母子手帳を発行時に、妊婦健診に必要な健診受診票や歯科健診受診票を発行してもらうことができます。検針票は、妊婦健診の費用を全額負担してもらえるわけではありませんが、健診費用の負担を減らすことができるものです。病院の先生の指示があったら、早めに母子手帳を発行してもらうようにしましょう。

 

心拍確認前の流産はママには原因がない

前にお話ししたように、心拍確認前に残念ながら流産になってしまった場合は受精卵に異常があるケースが多く、ママが原因になっているわけではありません。しかし、妊娠の兆候が見られたあとに流産をしてしまいますと、ママのショックは大きいですね。

ですが、妊娠初期の流産は胎児側に原因があることがほとんどなのです。けっして自分を責めたりしないようにしてください。

 

まとめ

妊娠の兆候がみられてから、胎児の心拍が確認されるまでは、ママにとっても不安な時期ですし、赤ちゃんの成長にとっても大切な時期です。ですが、あんまり不安な気持ちで毎日を過ごしてしまうと、ママにとっても赤ちゃんにとってもよくありません。

赤ちゃんの生命力を信じて、できるだけリラックスして毎日を過ごしように心がけましょう。万が一、出血やおなかの張りなどの異常を感じた場合は、次回の受診予定日の前であっても自己判断をせずに念のため病院で検査を受けるようにしましょう。

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