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2,3歳幼児の自己肯定感を育むための自信をつけさせる親の3つの心構え

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育児中のママさんやパパさんは、子どもには「自信のある人間に育って欲しい」と思っている事でしょう。

実は!『心の強い』『自己肯定感の強い』『自信のある』人間に成るために、2,3歳児の頃から自信を積み重ねていくことが大切。じっくりと育まれた自信は、自分の道を切り開く強い心となって、豊かな人生の糧となってくれるでしょう。

ここでは、2,3歳児の自信の知識や、やる気と自信をUPさせる3つの心構えについてお話ししていきます。

2,3歳児の頃に『自信』を育む基礎ができる!

まず最初に、子どもの自信がどのように育まれていくのか、人の心は地層のように年輪のように積み重なっていきます。また年齢によって理解できる事柄の幅は変わっていきます。3~4歳でようやく抽象的な事柄や例えば「死」という概念が理解できてきます。このように子どもの心も年齢ごと変わっていきます。ここではまず年齢ごと自身の付け方・サポートの仕方をご紹介していきます。

【2~3歳】

この頃は「何でもできる!」という勢いがあります。しかし、上手くいかずにやる気が失われやすい時期でも…。親が励ましたり、上手く補助してあげて、子どもの「できた!」と1つ1つ積み上げていくことが大事です。

【3~4歳】

自分で出来ることが増えてきますが、その一方で出来ないことに対してはやりたくない…など、やる気・意欲が後退してくる時期でもあります。親が「もうちょっと!」「頑張って!できるよ!」などと、前向きに後押ししてあげることが大事です。

【4~5歳】

集中力が高まってくる時期。集中してやり遂げることで、自信が深まっていきます。自分の世界観だけではなく、人の意見が聞けるようになるのもこの時期。人の意見を聞き、協力して1つのことをやり遂げることでも自信が付いてきます。

【5~6歳】

苦手なことであっても「挑戦しよう!」という強い心が育つ時期です。試行錯誤しながら乗り越える事で、さらに自信がついていきます。この頃になると親以外の人からの評価も気になってきます。

 

このように、子どもは年齢を重ね身体と心が成長するにしたがい、自信もどんどん育まれていきます。

見て分かるように、2~3歳の頃の「何でもできる!」という時期に、子どものやる気をしっかり受け止めてあげることが、のちのちの成長の基礎になるのでとても大切なんですね。

親の都合やイライラで我慢させると自信をなくす??

しかし、親の言動によっては、そんな子どもの自信の芽をつんでしまう可能性があります。

どんな親の言動かと言うと、親の都合で無理やり子どもに我慢させてしまったり、親のイライラした気持ちを子どもにぶつけてしまうような言動です。

例えば、【1,2歳児に我慢させるのは成長に悪影響!?理想の対処法5選】に書いたように…、今はダメな理由が理解できない年齢であって、頭ごなしに我慢させると「行動を否定された」と思ってしまいます。その結果、親への信頼が育たず不安な気持ちになり、積極的な行動が苦手な子どもになってしまいます。

また、【育児ママ必見!イライラしない子育ての為の8つのアイデア】に書いたように、「うるさい!」「ダメって言ったらダメ!」「もう知らないから!」など、イライラした感情をそのまま子どもにぶつけてしまうと、「どうせ怒られるし、やりたくないな…」というように、のちの自信につながる『やる気』を失ってしまうかもしれないのです。

積極的な行動が苦手になる、やる気がなくなる…、つまり自信の芽をつんでしまうという事ですね(><)

子どものやる気と自信をUPさせる3つの心構え

では、子どものやる気と自信をUPさせる為にどうすれば良いのか?3つの心構えをご紹介します。

【其の一】今やりたい事をやらせる!

恐れる事は何もなく猪突猛進するようなエネルギーは、2,3歳児の頃の大きな特徴です。出来るか出来ないかは関係なく、とにかく今その時にやりたいのです。そのやる気と情熱が自信を育む基礎となりますので、「子どもの今やりたい!」を親も一緒に楽しむ姿勢が大切です。

しかし、例えば、公園で遊んて夕方になっても「まだ遊びたい!」と言って聞かない時など、どう切り上げたら良いかで悩むかもしれません。また、親として『して欲しくない事』をしていて、止めさせたい時などもあるでしょう。

そんな時にいきなり止めさせようとしても、この時期は無理な事です。ですので、「おうちで●●のオモチャで遊ぼうか?」「おうちに帰るまでに、木がいくつあるか一緒に数えよう」など、子どもの気持ちが楽しく切り替えられるような言葉がけをすることをオススメします。

【其の二】できた!できた!の積み重ね

2,3歳児の頃は、同じ絵本を何回読んであげても喜びますよね。その理由は『知っている』という安心感があるからで、この安心感が次のステップアップのパワーとなります。子どもの「できた!」を一緒に喜んであげることで、子どもの自信が育まれていきます。

ちなみに2,3歳児の「できた!」は日常のちょっとした事でOKです。例えば、「ゴミをゴミ箱に捨てる事ができた。」「靴を履けた」「1人で滑り台を滑れた」など、「できた!」を実感できるチャンスは日常生活の中にたくさんあるでしょう。そんなちょっとした事に対して「よくできたね!」「ありがとうね!」などと伝えてあげることで、子どもの自信が育っていきます。

【其の三】想像の世界を一緒に広げる!

子どもはよく「●●ごっこ」という遊び方をします。ただ、「真似て遊んでるんだなぁ」という考えは大人視点であって、子どもにしてみれば真剣そのものなんです。真剣だからこそ、子どもの想像力はどんどん広がっていきます。

そして、そのような想像力を広げる遊びは、その世界の中では自分が主体的に動いています。レゴブロックを組み立てるのも、想像したものを自分で生み出すという作業でとても楽しいのです。楽しいからこそ創意工夫する力、新たなアイデアを生み出す力が生まれ、達成した時に『自信』として積み上がっていきます。

ですので、子どもと遊ぶ時には『たかが遊び』という感覚ではなく、想像の世界を一緒に真剣に楽しむことが大切です。「こっちの方がリアリティあるよ」「こっちの方が効率的だよ」なんて、親がチャチャいれする事無く、あくまで子どもの世界観で楽しむようにしましょう。

以上、子どものやる気を高め、自信をつけさせる3つの心構えをご紹介させていただきました。

すべてのポイントを実践するのは難しいかもしれませんが、出来る範囲で少しずつ行動に移していきたいですね(^^)

また、2,3歳児というと、まさにイヤイヤ期の時期と言えるでしょう。もしイヤイヤが気になったら次の記事もご参照ください。

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