妊娠中のアロマ利用法&妊婦OK・NGのアロマオイルまとめ
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妊娠中はストレスや疲れが溜まりやすく、精神的にも不安定になりやすいです。その対策方法の1つとしてお勧めなのがアロマテラピーです。
あなたの好きなアロマの香りでリラックスできて、精神的にも肉体的にもリフレッシュできるでしょう。
ただ、妊婦さんがアロマを使う場合、赤ちゃんの健やかな成長の為にも、注意すべき点がいくつかあります。
そこで今回は、妊娠中にオススメのアロマ利用法や、妊婦さんが使ってもOK&NGのアロマオイルのことなど徹底的にまとめました。
妊娠中のアロマ利用法3つの心得え!
妊娠初期のアロマは芳香浴のみを楽しむこと
アロマの楽しみ方は「オイルを焚く芳香浴」「お風呂に数滴入れるアロマバス」「アロママッサージ」などさまざまです。
ただ、妊娠初期のアロマについては、香りを楽しむ芳香浴のみにしましょう。というのも、アロマオイルの中には月経を促進する作用や、ホルモンに影響するものもあって、直接肌に触れると刺激が強く、赤ちゃんに悪い影響を及ぼす可能性があるからです。
ですので、少なくとも妊娠初期(3ヵ月目)くらいまでは、芳香浴だけにとどめる事をオススメします。そして、妊婦さんOKのアロマオイルのみを使用しましょう。
妊娠初期のマッサージはキャリオイルで!
妊娠初期の時期にアロママッサージをしたい場合は、アロマオイルの代わりに、キャリオイルを使ってマッサージをしましょう。キャリオイルというのは、ホホバオイル、小麦胚芽オイル、オリーブオイル、グレープシードオイルなどです。
妊娠初期の時期を過ぎて安定期に入ったら、妊婦さん使用OKのアロマオイルを1%程度の濃度に薄めることで、アロママッサージに利用しても大丈夫とされています。
一日中、芳香浴をするのはNG!
芳香浴は気分転換やリラックスするのにお勧めではありますが、だからと言って、一日中ずーーっと焚き続けるのは良くありません。「寝る前に一時間ほど」「家事を済ませてから一時間ほど」など、気分転換したい時にだけ楽しむようにしましょう。安定期に入ったら、妊婦さんOKのアロマオイルでアロマバス・アロママッサージをしても問題ありません。
妊娠中に使ってはいけないアロマオイルの特徴
妊婦さんNGのアロマオイルに関しては、専門家の間でも意見が分かれていますが…
・月経を促進する作用(通経作用)
・ホルモンの分泌を促す作用
の効果があるアロマオイルは使わない方が無難です。
妊婦さんの身体はとてもデリケートですから、これらの作用により、お腹の赤ちゃんに悪い影響を与えたり、流産しやすくなる可能性があるとされています。特に妊娠初期は注意が必要でしょう。
また、妊娠中は肌が敏感になるため、刺激の強いアロマオイルも使用しない事をオススメします。
(※妊婦さんNGのアロマオイルでも「芳香浴なら心配ない」という意見もあります。しかし、本サイトの考えとしては、リスクを少しでも減らすために控えて欲しいところです。)
妊婦さんNGのアロマオイルまとめ
では具体的に、妊娠中に避けた方が良いアロマオイルをご紹介します。
代表例として有名なのは「ジャスミン」で、これは子宮収縮を促して、ホルモンバランスに影響を与えるからです。ですので、逆に、スムーズにお産をしたい出産時にジャスミンが使われる事があります。
他にも、
他にも妊婦さんNGとされているアロマオイルがありますが、基本的によく分からないものは避けた方が良いでしょう。または専門家の指示を仰ぐことをオススメします。
妊婦さんOKのアロマオイル
妊娠中にオススメのアロマオイルの代表例と言えば、「レモン・グレープフルーツ・ベルガモット」などの柑橘系です。さわやかでフレッシュな香りの柑橘系は、特に、つわり期にはとても人気があります。
・レモンは気分の落ち込みをなくし、明るくリフレッシュしたい時にオススメ。身体のめぐりをスムーズにする効果も。
・グレープフルーツは別名天然の抗うつ剤とも言われており、精神的なリフレッシュ効果が高いです。食欲の抑制効果もあるので、食べつわりの妊婦さんにもオススメ。
・ベルガモットはオレンジに近いフルーティーな香り。不安や緊張を穏やかにし、心と身体の疲労を回復してくれます。
などなど、妊娠中、つわり中にはとても魅力的なアロマオイルですね。
レモン、グレープフルーツ、ベルガモットの3種の精油を配合したAMOMA のアロマオイルはとてもおすすめです。
マタニティアロマセラピスト兼助産師がブレンド開発した“妊婦さん専用のリフレッシュエッセンシャルアロマ”です。妊娠中でも安心して使える三種類の柑橘系エッセンシャルオイルを配合し、ほどよい強さで爽やかな酸味のある香りが特徴。1本で約3ヶ月分ご利用いただけます。(1日1回、2滴のご利用の場合)
価格 | 1,544円(税抜)+送料290円 |
内容量 | 10ml |
配合ハーブ | レモン果皮油、グレープフルーツ果皮油、ベルガモット果皮油 |
成分 | 精油100%・植物性原料のみ使用。合成香料・着色料・保存料・防腐剤はいずれも無添加 |
他にも、マンダリン、タンジェリン、ティートリー、ネロリ、パチュリー、プチグレン、ユーカリ、ローズウッド、オレンジ…などなどもオススメ。
ここで紹介したオイル以外でも、通経作用が少なく、ホルモンの分泌を促す作用が少ないアロマオイルであれば、芳香浴に利用しても大丈夫でしょう。作用が分からない場合は専門家に相談し、あなた好みのアロマオイルでリラックスして頂けたらと思います。
AMOMAでは「妊娠線・母乳つまり・母乳不足・夜泣き・産後うつ」など、ママの悩み対策のための、ハーブティやアロマなどが提供されています。もしこのような悩みがあるなら、解決手段の1つとしてご活用いただくと良いでしょう。
アロマオイルの芳香浴、7つのやり方
ハンカチやマスク
これは特にツラいつわり中の、外出時にオススメの方法です。ハンカチやマスクにアロマオイルを1~2滴垂らしておく事で、外出時にさりげなく香りを楽しむ事が出来ます。
つわり中は苦手な匂いが増えますが、外出時にはそういった匂いを避けられません。電車の中や職場、スーパーなど、いろんな場所で有効活用できるでしょう。
アロマポット
アロマポットはキャンドル式のアロマ芳香器で、安い値段で手に入るのがメリットです。キャンドル上部の受け皿に、お湯や水を入れ、アロマオイルを数滴垂らしてから火を付けます。火によって温められたオイルが揮発して、部屋に香りが広がるという仕組みですね。
アロマランプ(アロマライト)
アロマランプは火ではなく、電球の熱を使ったアロマ芳香器です。アロマポットと同じく、温める事で香りを広げる仕組みですが、火を使わないので安全性が高いです。コンセントに差して利用します。ランプの上のくぼみ部分にアロマオイルを数滴たらして使います。
本体のプラグを直接コンセントに差して使用するタイプです。コンセントがあればどこでも使用することができます。
こちらはコード式のタイプです。枕元にコンセントはないけど枕元にアロマランプを置きたいときなどに便利です。
かわいいモザイクガラスのアロマランプもあります。光を灯すとキラキラとした幻想的な光が壁や床に映し出されます。アロマの香りとともに一瞬でお部屋の雰囲気を変えることができます。
アロマブリーズ
風の力を使ったアロマ芳香器で、マットに染み込ませたオイルの香りを、内臓されたファンの風力で広げるという仕組みです。手のひらサイズのコンパクトなものが多く、持ち運びしやすいです。
アロマディフューザー
ミスト(霧)が出るタイプのアロマ芳香器で、アロマミスト、アロマ加湿器とも呼ばれています。一般的なのは超音波式といって、音波振動板で水を振動させて冷たいミストを発生させる仕組みのもので、商品数が多く人気もあります。
また、エアー式といって、水や熱を使わず圧縮空気を使って、微粒子にして外に送り出すタイプのものもあります。オイル消費量は多いですが、アロマオイル本来の香りをそのままに、広範囲に広げることができるのがメリットです。
こちらが水を使わず、直接アロマオイルボトルを取り付けますタイプです。市販のアロマオイルをそのまま取り付けられるのでとても簡単。水の管理も必要なし。アロマオイルもなくなるまで交換等は必要ないのでオイルを取り付けたらしばらくはそのまま何もせず使用ができます。
マグカップ
マグカップに注いだお湯にアロマオイルを数滴たらして、お湯の蒸気によって香りを広げる方法です。必要なのはお湯とアロマオイルだけですから、お手軽に楽しむことができます。
アロマスプレー
スプレー容器に「エタノール・水・アロマオイル」を入れ、ファブリーズをシュシュッと散布するように、香りを部屋に広げる方法です。カーテンやソファーなど、気になる部分に散布すると良いでしょう。
などなど、あなたの好みの合わせて、芳香浴を楽しんで頂けたらと思います。
まとめ
以上、妊娠中のアロマの利用方法や、妊婦さんOK・NGのアロマオイル情報、芳香浴のやり方などご紹介しました。
「アロマオイル×芳香浴」を上手に活用して、マタニティライフをできるだけ快適に過ごしていただけたら幸いです。
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