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失敗しない産院・産婦人科の選び方11のポイント

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失敗しない産院・産婦人科の選び方11のポイント
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「赤ちゃんができたかも!」と思ったら、まずは出産のための“産院・産婦人科”を探す必要があります。毎月の妊婦健診、出産、産後まで長期的にお世話になりますので、どの産院・産婦人科を選ぶのかはとっても大切なことでしょう。

産後ママの口コミを見ると「入院生活が苦痛でした」「スタッフが不親切で残念」「毎回3時間待ちでツラかった」など、「こんなはずじゃなかった!」と後悔する声も多くあり、単に近いからという理由だけで決めることはオススメできません。

そこで今回は、「失敗しない産院・産婦人科選び」ということで、選び方のポイントを徹底的に解説していきます。

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産院の種類、5つのパターンを知ろう!

産院の種類、5つのパターンを知ろう!

産院を選ぶにあたり、産院にはどのような種類があるか、その5パターンを知っておきましょう。

総合病院

産婦人科の他にも、複数の科が揃っている病院です。他の科との繋がりが強く連携をとれる為、合併症だったり新生児の異常にすぐに対応できるので安心でしょう。

高齢出産、肝臓疾患などの持病持ち、甲状腺異常があるなど、ハイリスク出産になる可能性のある人にはとても向いています。

ただ、医師が多いため妊婦検診のたびに担当医が変わったり、患者さんが多いため診察の待ち時間が長かったり、待ち時間が長いのに診察時間が短かったりなど、不満要因になるポイントもあります。

産婦人科病院

ベッド20床以上の産婦人科専門の施設のことで、診察科目を産科・婦人科に限定しているのが特徴です。

医師の人数や設備、サポート体制、分娩方法などは病院によってさまざま。総合病院に比べて医師の人数は少なく、病床数も少ないので、妊婦健診から出産まで同じ医師が担当してくれることが多いです。

看護師さんとのコミュニケーションも取りやすいので、アットホームな出産を希望する人にはオススメです。母親学級、マタニティビクスなどの講座を実施しているところも増えています。

しかし、ハイリスクな妊娠・出産には対応していなかったり、緊急時に大きな病院への搬送が必要となることもあります。トラブルなどの対処法はよく確認しておきましょう。

大学病院

大学病院は大学に附属する病院で、高度な医療が受けれるのが魅力です。

総合病院と同様、他の科との繋がりも強いので、万が一の時のことを考えると、赤ちゃんもママも安心できる病院といえるでしょう。施設によってはNICU(新生児集中治療室)があったり、最新医療設備が充実しており、どんな状況になってもその病院での対応が可能です。

高齢出産、持病持ち、高血圧など、ハイリスク出産の妊婦さんに人気ですが、予約がとれないところも多いそうです。また、教育機関ですので、診察や分娩に学生や研修生が立ち会うケースが多かったり、担当医が決まりにくい事もあるようです。

個人産院・クリニック

ベッド数が20床以上は病院ですが、20床未満になるとクリニックという扱いになります。産婦人科病院よりもサポートやサービス、分娩方法、食事など、より特色がある施設が多いです。助産師さんが主導で、助産院に近いシステムの施設もあります。

出産スタイルにこだわりたい方や、自分の希望をアピールしたい方にはオススメです。ただ、院長の考え方や方針などが色濃くでるところもあり、あなたとの相性が悪い可能性もあります。

産婦人科病院と同様、ハイリスク出産に対応していないことも多いので、緊急時の対処法はよく確認しておきましょう。

助産院

助産師さんが開設している施設が助産院で、助産師の資格を持つ人が、10床未満のベッド数で開業しています。昔ながらの自然分娩をしたい人には人気ですが、健康であり妊娠中のトラブルがなく、通常分娩での出産が予想できる事が大前提となります。

助産院には医師がいないため、一切の医療行為ができません。万が一のケースでも医療行為ができないので、近くの産婦人科との連携がしっかりしているかどうか、必ず事前に確認しておきましょう。妊婦健診は近くの提携先の医療施設で受けることなります。

このように一言で産院と言っても、出産できる施設は様々あることが分かるでしょう。

ざっとまとめると…

総合病院や大学病院は、妊娠中や出産時に異常があった場合の対応がスムーズで安心です。持病を持っている方やハイリスク出産が予想される人にはオススメです。ただ、待ち時間が長かったり、担当医が固定しないなどのデメリットがあります。

産婦人科病院や個人産院・クリニックは、アットホームな雰囲気、シャワー・トイレ付の個室、食事が豪華など、各施設ごとに特徴的なサービスがあるのが魅力です。ハイリスク出産でなければ、この選択肢が一番バランスが良いかもしれません。

助産院は自然な出産が可能なのが魅力。よりアットホームで「第2のお母さんのようで安心」という声も多いです。健康的で順調に通常分娩で出産できそうな人には、良い選択肢でしょう。医療行為や妊婦健診が行えないのがデメリット。

あなたのお好みに合うのはどのタイプの施設でしょうか?健康であればどこを選んでも問題ありませんが、持病持ちの人、流産しやすい体質の人、他に何かリスクを抱えている場合は要注意なポイントです。

やっぱり利便性?自宅からの距離は車で1時間以内!

やっぱり利便性?自宅からの距離は車で1時間以内!

最近は雑誌やテレビなどで紹介されている産院もあり、「あの産院で産みたいな」なんて思うこともあるかもしれません。

しかし、出産までに妊婦健診で最大14回足を運ぶ必要があります(参照:標準的な妊婦健診の例(厚生労働省))。妊娠月数とともに、だんだん体が重くなってきますから、距離が遠いと通うのが大変になります。

近所に出産施設がなくてやむをえない場合は仕方ないですが…、基本的には、自宅から産院までの所要時間は、車で1時間以内が許容範囲でしょう。

口コミや評判をチェックすべし!

口コミや評判をチェックすべし!

最近は綺麗で見栄えの良いホームページは簡単に作れますので、産院の情報収集をする際にホームページをチェックするだけでは不安があります。

先生の印象が良くない病院だったり、食事があまり良くなかったり、一見しただけでは分からない部分が多く、ホームページの印象と実際の産院の印象が違うことはザラにあるでしょう。

ですので、実際にその産院で出産した先輩ママの、口コミや体験談をチェックする事をオススメします。「料理がすごく美味しかった」「看護師さんが優しくて嬉しかった」「トイレの清掃が行き届いてない」など、リアルに体験したからこそ分かることを知ることができるでしょう。

どのくらい費用がかかる?産院によっては高額に…

どのくらい費用がかかる?産院によっては高額に…

実は産院によって必要となる金額は大きく異なる事があります。分娩・出産費用から出産一時金42万円を差し引いた額が、産院に支払う金額になります。

食事が豪華だったり、サービスが充実しているところだと、その分費用は高くなり42万円以上になる事も多いです。特に、一番大きな追加料金となるのは「個室」にした場合でしょう。

大部屋で同室の場合は追加料金なし。個室の場合は「トイレ・シャワーなし:1日3500円」「トイレ・シャワー付き:1日7000円」のようなパターンが多いです。一般的に入院期間は10日ほどですから、仮に1日7000円の個室を選んだら10日で70000円の追加料金となります。

産院によって料金に違いがありますから、候補の産院がどんなサービスをしていて、どのくらいの料金がかかるのか確認しておくことをオススメします。

※その産院が出産一時金の直接支払い制度に対応していないケースもあります。その場合、一旦は全額を自分で支払う必要があるので、対応の有無もしっかり確認しましょう。

自分の望む分娩スタイルは実現できる?

自分の望む分娩スタイルは実現できる?

最近は、ソフロロジー式分娩、無痛分娩、アクティブバースなど、いろいろな分娩スタイルがあります。

ソフロロジー式分娩
出産を生命の誕生から始まる育児の1つの過程と考え、赤ちゃんを想うことにより母性を育み、出産に関すること全てを前向きに捉える出産方法です。

無痛分娩
麻酔によってお産の痛みを軽減する出産方法です。

アクティブバース
医療器機に管理されず、本能のままに楽な姿勢をとり、リラックスした状態で分娩をするという、産む側を主体にした出産方法です。

などなど、他にもいろいろな分娩のスタイルがあります。

もし、自分が希望する分娩スタイルがあるなら、それが可能かどうか事前に確認しましょう。産院の方針で、分娩スタイルがある程度決まっていることが多いです。

立会い出産を望む?出産ビデオを撮りたい?

立会い出産を望む?出産ビデオを撮りたい?

最近、立会い出産にて出産ビデオを撮る人も増えていますが、産院によって立ち合いできるかどうかの方針は異なります。大学病院などの研究機関だとNGとしているところが多いようです。

また、パパのみ立ち合いOKのところもあれば、パパ以外の家族も立ち合いOKのところもあったり、衛生面という観点から立ち合いNGとしている産院もあります。

他にも、立ち合いOKだけど撮影NGだったり、「立ち合いするなら事前の両親学級の参加が必須」だったり、方針はそれぞれの産院によって違いがあります。

ですので、もし立会い出産や出産ビデオを望むなら、パパや家族と相談して、誰が立ち会うのかも含め、産院の方針をしっかり確認しておきましょう。

産後は母子同室がいい?母子別室でも構わない?

産後は母子同室がいい?母子別室でも構わない?

母子同室というのは、赤ちゃんが生まれてしばらく経ったら、ママの病室で一緒に過ごすというスタイルです。1週間ほど一緒に過ごす事になりますが、退院後の育児をスムーズに行えるというメリットがあります。

一方で母子別室というのは、基本的に授乳時間にのみママと過ごし、あと新生児室で大半の時間を過ごすというスタイルです。産後のママの身体をゆっくり休めることができるというメリットがあります。

産院の方針によって、母子同室か母子別室か決められていることもあるので、確認しておきたいポイントでしょう。特にこだわりがないなら、気にしなくても良いポイントでもあります。

ちなみに、完全に同室か別室か区別せず、「前半5日間は別室、後半5日間は同室」など、双方を組み合わせているところも多いです。

講習会には参加したい?講習会の充実度を確認!

講習会には参加したい?講習会の充実度を確認!

産院によっては様々な講習会を開催しているところもあります。よくある講習会の一例を挙げると…

妊娠中であれば「母親学級・両親学級・マタニティヨガ・マタニティビクス・妊婦食事指導・腹帯指導・アロマセラピー」などなど。

入院中や産後であれば「沐浴指導・授乳指導・調乳指導・育児指導・骨盤ケア・ベビーマッサージ・スリング・離乳食教室・産後ヨガ」などなど。

もし「こんな講習会に参加したい!」という希望があるなら、判断基準の1つにして欲しいポイントです。こういった講習会は初めての出産のママには心強いですし、他のママさんとの交流が生まれるのも大きなメリットでしょう。

産院の下見や見学に行って判断する!

産院の下見や見学に行って判断する!

インターネットでの情報や口コミを見ると大体の事は分かりますが、やっぱり実際にリアルで見ないと分からない事も多いでしょう。ある程度、産院の候補を搾ったら下見や見学にって、直接自分の目で確かめてみることをオススメします。

産院によっては、定期的に下見や見学の場を用意してくれているところも。分娩室、入院する部屋、食事内容、出産費用、講習会のことなど、いろいろと説明してくれます。

また、ここで是非確認して欲しいのが、看護師さんや助産師さん、スタッフさんの働く雰囲気です。明るく元気そうに働いていたり、ママさんへの対応が良いところは安心でしょう。

※実は、出産ママの「産院満足度」のポイント第1位は“スタッフの対応”なのです。どんな最新設備があったとしても、スタッフさん次第で大きく評価が下がりますし、逆もまた然りです。

大部屋よりも個室が人気?個室の充実度を要確認!

大部屋よりも個室が人気?個室の充実度を要確認!

最近は個室を選択するママが多いそうです。大部屋はスカスカだけど、個室は満室…なんてケースはよく耳にします。

産前・産後は体力が落ちてますし神経過敏になりやすいですから、「周囲に気を遣う」「気が休まらない」などの理由で大部屋を避ける人が多いのでしょう。疲れた身体を癒すには、やはり個室が好まれるようです。

また、個室であれば家族や友達がお見舞いに来た時も、ゆっくりしてもらえるし、気兼ねなくお喋りできるなどのメリットがあります。

かと言って、大部屋が悪いと言っているわけではありません。大部屋であれば何よりお金がかかりませんし、ママ同士で楽しくお喋りしたり、仲良くなれる可能性もあります。ただ、お互い人間で相性の良し悪しがあるので、同室になったお相手次第とも言えるでしょう。

ですので、個室の選択肢があるのかどうか?どのような個室なのか?を確認しておくことをオススメします。

長時間の待ち時間があるかも!予約システムはある?

長時間の待ち時間があるかも!予約システムはある?

ママさんの体験談を見ると「毎回待ち時間が2時間以上もあった」など、待ち時間に対する不満の声もよく見かけます。出産までに妊婦健診で十数回通う必要がありますから、特に妊娠後期になって待ち時間が長いのはキツイ事でしょう。

その点、待ち時間解消の為に予約システムを導入しているところも多いので、できる事ならそういった産院を選ぶことをオススメします。電話やネットで予約が出来て「15日10時30分」というように、しっかり日時指定の予約できるところが好ましいです。

ただ、総合病院や大学病院の場合、予約制でも待ち時間が長くなるところもあります。「待つのが苦痛」なのであれば、“長時間の待ち時間がほぼ確定している”ような産院は避けたほうが良いでしょう。

早めが肝心!産院の転院について知っておこう!

早めが肝心!産院の転院について知っておこう!

相性が悪かったパターンで転院を希望する場合

産院には毎月妊婦検診などで訪れることになるので、通っているうちに「先生が好きじゃない」「看護師さんの感じが悪くて苦痛」「待ち時間が長すぎる」など、自分に合っていないと感じるようになるかもしれません。

肌に合わないのに無理に通うのは苦痛ですから、そんな時は産院の転院を視野に入れると良いでしょう。

ただ、イザ転院しようと思ったら「その出産予定日だと満床で受け入れてもらえない」なんてケースもよくある話なので、思い立ったらなるべく早めに転院先の産院に確認して手続きをしましょう。

基本的には今まで通っていた産院にて「紹介状」を書いてもらう事になります。紹介状には妊娠経過や検査結果なども含むので、検査し直したりする必要もなく、スムーズに次の産院に移ることができるんですね。

里帰り出産で転院を希望する場合

里帰り出産を希望する場合は、妊婦健診で通う産院と、分娩のための帰省先の産院に、早めに里帰り出産する旨を伝えておきましょう。

妊婦健診で通っている産院には、分かった時点で、出産する産院名や連絡先を伝えます。「●●までに教えて下さい」など期限を指定されることもあります。

里帰り出産する産院はできるだけ早く見つけて、分娩予約できるかどうか確認しましょう。「妊娠●ヶ月までに1度、健診に来てください」など言われることも…。

それぞれ産院によって違いがありますので、双方の産院に確認して、その方針に従いましょう。

以上、失敗しない産院・産婦人科の選び方のポイントや、転院に関して解説させていただきました。

「快適に妊婦健診に通えて、安心して出産ができ、快適に入院生活がおくれる」そんな産院選びができることをお祈りしています。

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