【東京都・台東区】国立科学博物館(こくりつかがくはくぶつかん)ー大迫力!を見ながらお勉強
B!
国立科学博物館―地球や人類の誕生を目で見て学べる科学館
こどもだけでなくSNSで大人にも大人気の上野公園内にある「国立科学博物館」。
(動物のはく製が大迫力で「映える」ので人気なんでしょうね。)
そんな国立科学博物館に1ヶ月で3回もこどもたちと行ってきました。
普段は本の中でしか見ることができない動物たちを目の前で見れるからこどもたちも大満足。
動物園との違いは肉食動物も草食動物も同じスペースにたくさんいるということ。
「動く方がいい!」なんて時にはお隣に上野動物園があるのでそちらもおすすめです。
我が家のこどもたちは動物が大好きなだけであって他の見どころも沢山あるのでご安心ください。
そんなテンション上がるのまちがいなしの国立科学博物館をご紹介させていただきます。
敷地内入口にはさっそくD51形蒸気機関車(デゴイチ)が展示されていました。
蒸気機関車が大好きな次男はこれだけでも大満足。
(パパは早く中に入りたい・・・)
「もっと見たい!」と駄々をこねる次男を引っ張りチケットを購入します。
一般・大学生が630円で高校生以下は無料というのが本当に素敵。お値段リーズナブルで1日遊べます。
お支払いは現金はもちろん、クレジットカードや交通系電子マネーでも大丈夫。
それでは館内に進みましょう!!
と、その前にかさばる荷物はコインロッカーに預けておきましょう。
コインロッカーがあるのはうれしいですね。
土日でも比較的に空いています。
国立科学博物館は日本列島の自然と人間を見ながら学べる「日本館」と、地球の誕生と人類を見ながら学べる「地球館」の2つの建物から構成されています。
建物内の展示室はどこも少し暗めですが、動くものはないですし、例えば動物の鳴き声なんかもないのでお子様が怖がるということはないでしょう。
日本館―自然や生き物の進化、日本人の歴史をお勉強
日本館は地上3階と地下1階に分かれています。
おすすめの順路は3階に上がって下に降りてくるのが楽で良いと思います。
3階では日本の「今」を知ることができるようになっており、陸・海の動植物が展示されています。
海の中の生き物たち。
陸上の生き物たち。動物はもちろん昆虫や植物も展示されています。
めちゃくちゃ大きな蛾。(パパはちょっと苦手です・・・)
3階のもう1つのセクションでは日本列島の生い立ちを見ることができ、入り口ではフタバスズキリュウの標本がお出迎えしてくれます。
ちなみにフタバスズキリュウとは約3800万年前に日本海に生息していた首長竜。いわば恐竜です。
ナウマンゾウの化石。
こんな感じで化石で日本列島の生い立ちを勉強できるのですが3歳の長男でも少し難しかったのかすぐに飽きられました。
まあ、骨と石ですもんね。。。
2階では日本列島における人類の始まりから現代までを勉強することができます。
こういう系では「骨」はお決まりですよね。
日本人の歴史をずっとたどっていくことが可能です。
中世人になるとだいぶ現代に近づいてきました。
近世人のこどもは賢そうですね。
そして現代人。暇があればタブレットでYouTubeを見ているこどもたちです。
外で遊びなさい!!
ちなみにこのセクション1番奥では本物のミイラ(江戸時代の女性)が展示されています。
苦手な方はご注意ください。
2階には他にも動植物も展示されています。
白い犬は渋谷駅前に銅像が建っている忠犬ハチ公のはく製。
もちろん本物です。
1階部分は「自然を見る技」というテーマで、天球儀や地震計、時計、顕微鏡といったものが展示されています。
このエリアはこどもにあまり響かなかったようです。。。
面白くないと言って逃げ回っていたので写真を撮れませんでした。
地下1階にはシアター36〇という360度全方位に映像が映し出されるプログラムがありこちらは大人も楽しめるものとなっています。
お昼休みはちょっと休憩
朝から日本館をまわるとちょうどお昼時に見終わることになるでしょう。
日本館の地下にはカフェ・ラウンジとミュージアムショップがあり一休みできます。
メニューはパスタや焼きそば、ソフトクリームなど。
上野精養軒のカレーやハヤシライスも購入可能。
天気の良い日にはテラス席で食べるのも良いですね。
授乳室はラウンジ内にあります。
ミュージアムショップでのおすすめは図鑑です。
恐竜や動物図鑑の品ぞろえは本屋さんに負けません。
うちのこどもが大好きなのはガチャガチャ。
うちのこどもだけでなくここにはいつも人だかりができています。
世界館―地球生命史と人類のお勉強
地球館は地球規模での地球誕生から科学技術の発展までいろいろなことを見て楽しむことができます。
こちらは地上3階から地下3階まであり、やはりおすすめの道順は3階まで上がって降りてくるのが良いと思います。
3階には大地を駆ける生命が展示されており科学博物館で1番人気のスポットになっています。
これ、みんな本物のはく製です。
ライオンキングで見たことのある彼(プンバァ)も。
3階にはこどもと保護者が一緒に楽しむことができる展示室「コンパス」があります。
対象は4~6歳のお子様で整理券が必要となります。
(現在は新型コロナウィルス予防対策のためお休み)
2階は科学技術エリアとなっており江戸時代以降の日本の科学技術を見学できます。
国鉄時代のみどりの窓口の券発行機。
伊能忠敬の日本測量資料なんかも展示。
こちらは医学分野の資料。昔は死罪になった人間を解剖して医学に役立てていたんですね。
写真の数からわかるように機械好きなパパはこのフロアで大興奮。
(機械好きの)大人にはたまらないエリアです。
この他にも世界館の1階は地球の多様な生き物たちを知るエリア。
地下1階・2階は恐竜の謎を迫ったり地球の軌跡を知ることができるエリアとなっています。
この2フロアは大きな恐竜の骨なんかがあってこどもも楽しめます。
地下3階は自然の仕組みを知るエリアとなっています。
まとめ
こどもも大人も楽しめる国立科学博物館はまる1日遊べる博物館です。
(しっかり見ると1日では足りないです。)
見るところも沢山ですが大人とこどもの観点の違いで好き嫌いのエリアが分かれるのが難しいところ。
こどもたちはやはり大迫力の動物のはく製(世界館3階)が大好きのようです。
3歳のお兄ちゃんにもまだ恐竜骨格は迫力あるけど早すぎたかな。
恐竜が好きなお子様は恐竜エリアも最高に楽しめるでしょう。
国立科学博物館には屋外展示もあり1つは昭和45年に日本で初めての人工衛星「おおすみ」を打ち上げたロケットランチャー(発射台)が展示されています。
その下でお昼寝。
もう1つは博物館を出たところに展示しているシロナガスクジラのモニュメント。
地球上最大の動物でこちらも全長30m。
とにかくすべてが大迫力!!
帰りに不忍池で屋台でから揚げやフルーツ飴を食べてスワンボートに乗って帰りました。
上野公園内の探索もおすすめです。
国立科学博物館のご案内
所在地 |
〒110-8718 東京都台東区上野公園7-20 |
アクセス |
・JR「上野駅」公園口から徒歩5分 ・東京都メトロ銀座線・日比谷線「上野駅」から徒歩10分 ・京成電鉄「上野駅」から徒歩10分 ※施設専用駐車場はありません。 |
入館料 |
大人:630円 |
営業時間 |
9:00~17:00(入館は16:30まで) 金・土曜日9:00~20:00 (入館は19:30まで) |
定休日 |
毎週月曜日(日・月曜日が祝日の場合は火曜日) 年末12月28日から年始1日 くん蒸期間(6月下旬ごろ) |
公式サイト | 【国立科学博物館公式HP】 |