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初期つわりの終わり方・終わりかけのサインと終わる時期 よくある4パターン

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妊娠中の「つわり」について、「このツラい状態が、いつ終わるんだろう?」とストレスを感じている人は少なくありません。

また、つわりの終わり方について、「どのような感じで終わるのか?」「急に終わったんだけど大丈夫かな?」など、心配や不安を感じている人も多いようです。

そこで今回は、つわりが終わる時期や、つわりの終わり方のパターンについて徹底的に解説していきます。

つわりが終わる時期はいつ頃?

つわりの時期については、【つわりの時期を徹底解説!いつからいつまで?ピークは?】で書いた通りです。

アンケート調査の結果、最も多いのが妊娠5か月(16~19週)で、それに4か月(12~15週)と6か月(20~23週)が続く形になっています。

よく耳にするのは「安定期(妊娠5ヶ月~)に入るころ」ですが、実際には妊娠5ヶ月以降も、つわりの症状に悩まされる妊婦さんが沢山いることが分かります。

「出産まで続いた」という人も全体の10%ほどいますし、一旦つわりがおさまったのに、後期になって再発(後期つわり)したという人も多いです。

ということで、つわりが終わる時期は「割合として妊娠5か月→妊娠4か月目→妊娠6か月目が多いですが、大きく個人差がある」と言えるでしょう。

 

つわりの終わり方4パターン

次に、つわりの終わり方について、4つのパターンに分類してみました。

【1】徐々にフェードアウトパターン

つわりのピークが過ぎてから、だんだんと体調が良くなっていき、つわりの症状がなくなっていくというパターンです。

つわりと言えば、吐きつわり・食べつわり・においつわりが代表的ですが…、

  • 吐きつわり→「だんだんと吐く回数が少なくなってきた」
  • 食べつわり→「食べなくても気持ち悪くならなくなってきた」
  • においつわり→「つわり中イヤだった匂いが大丈夫になってきた」

 

などなど、「そういえば最近、つわりが楽になってきたな~」と、徐々にフェードアウトするタイプです。

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【2】急に終わるパターン

どんよりとした暗雲がスカーーっと晴れたかのように、突然つわりが終わるというパターンです。「昨日までツラかったのに、今朝起きたら気分爽快!」という感じで、つわり症状が嘘のように無くなるというもの。

ただ、酷かったつわり症状が急になくなった場合、その理由についてとても気になることでしょう。「お腹の赤ちゃんに何かあったのでは??」と心配になると思います。というのも、妊娠が継続できない場合は、つわりも終わる事が多いからです。

しかし、急に終わるパターンの人も多くおり、残念ながら、つわりによって赤ちゃんの状態を知ることは出来ません。心配であれば、早めに病院に行って診察を受けましょう。何らかのトラブルがあった場合の早期発見にもなります。

【3】ウェーブパターン

つわりの症状が治まってきたな、と思ったら、また数日したらぶり返してくる、というようなことを繰り返すウェーブパターンです。

つわりが治まったからと思い、仕事や家事を一気に片づけようと頑張りすぎてしまう事で、またぶり返してしまう事もあるようです。妊娠中は普段よりも体力はないものと考えて、身体を大切に動いた方が良さそうです。

旦那さんには“つわりの大変さ”をしっかり理解してもらって、家事などは手伝ってもらいましょう。

【4】出産まで続くパターン

一度つわり症状が治まったとしても、妊娠後期になって再びつわり症状がぶり返し、出産当日まで続く人もいるようです。また、妊娠初期の頃から出産までずーーーっと、つわり症状が継続する人もいます。

残念な事に10%近くの妊婦さんは、出産までつわりの症状に悩まされるようです。

参考記事↓

以上、つわりの終わり方4パターンをご紹介しました。

基本は徐々にフェードアウトパターンですが、他のパターンの人もおり、つわりが終わる時期も終わり方も人によって千差万別であることが分かります。

長期戦になることを覚悟して、旦那さんに家事育児をしてもらったり、色々とつわり対策をする事で、乗り切っていただけたらと思います。

つわり対策の参考記事↓

つわり(悪阻)については、育ラボでは全14記事にまとめています。ぜひ妊婦さんに読んでいただき、つわりのお悩みを少しでも軽減していただけたら嬉しいです。

つわりが終わっても身体をしっかりと労わりましょう!

つわりが終わったからと言って、いきなり通常の生活に戻るのは良くありません。お腹の赤ちゃんも順調に育っているわけですから、妊婦さんとしての身体の負担は大きくなっているはずです。

ですので、赤ちゃんとママの身体の事を最優先にして、仕事や家事など無理をしないようにご注意くださいね。負担やストレスを感じすぎることで、つわりが再発することもあります。

また、吐きつわりの人は特に、つわりが終わると食欲が増すので、体重増加に注意が必要です。

体重コントロールについては「失敗しない妊婦さんの体重管理のコツ8選。体重管理失敗で恐いリスク病気例について」に書いたように、もともとのBMIの数値によって、

・BMI18.5未満→低体重(痩せ)→推奨増加量9~12kg
・BMI18.5~25.0→普通→推奨増加量7~12kg
・BMI25.0以上→肥満→推奨増加量5kgが目安(医師と相談)

が理想の体重増加量となります。アプリなどを上手く活用しながら、体重増加の『過多』でも『過小』にならないように、コントロールしていただけたらと思います。

以上、つわりの終わり方や終わる時期について、解説させていただきました。つわり中の妊婦さんのご参考になれば幸いです。

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