離乳食初期(5〜6ヶ月)の出汁の取り方|10倍がゆに合う簡単レシピ5選

「離乳食を始めたばかりだけど、出汁はもう使っていいの?」「初期の赤ちゃんに合う出汁の取り方がわからない」と悩んでいませんか。
結論からお伝えすると、離乳食初期(5〜6ヶ月)でも、生後6ヶ月頃からは昆布だしと野菜だしを少量ずつ使えます。かつおだしや煮干しだしは中期(7ヶ月頃)からが目安です。
この記事では、離乳食初期に絞って次の内容を解説します。
- 離乳食初期に使える出汁の種類と始めるタイミング
- 火を使わない「水出し昆布だし」など簡単な出汁の取り方
- 10倍がゆに合う、出汁を使った簡単レシピ5選
月齢全体の使い分けを知りたい方は、【完全保存版】離乳食の出汁はいつから?月齢別の使い分けと無添加おすすめもあわせてご覧ください。
もくじ
離乳食初期(5〜6ヶ月)に使える出汁は2種類
離乳食初期の赤ちゃんに使える出汁は、昆布だしと野菜だしの2種類です。
| 出汁の種類 | 始められる目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| 昆布だし | 6ヶ月頃〜 | 上品なうま味。初期の定番 |
| 野菜だし | 5ヶ月頃〜 | 野菜のゆで汁。甘みがある |
| かつおだし | 7ヶ月頃〜(中期) | 魚アレルギーに配慮し中期から |
かつおぶしや煮干しは動物性たんぱく質を含むため、消化機能が未発達な初期のうちは避け、離乳食中期(7〜8ヶ月)からが目安です。
また、初めて昆布だしを使う日は、午前中に小さじ1程度の少量から試して、肌や体調に変化がないか様子を見ましょう。気になる症状(口まわりの赤み、湿疹、嘔吐など)が出た場合は使用を中止し、医療機関に相談してください。
参考: 厚生労働省『授乳・離乳の支援ガイド(2019年改定版)』
離乳食初期の出汁の取り方|火を使わない方法も

昆布だし(水出し)|一番簡単でおすすめ
材料
- 水 500ml
- だし用昆布 10g(5cm角程度)
作り方
- 清潔な保存容器に水と昆布を入れる
- 冷蔵庫で一晩(6時間以上)置く
- 昆布を取り出して完成
火を使わないので、赤ちゃんを抱っこしながらでも仕込めます。前日の夜に冷蔵庫に入れておくだけで、翌朝には澄んだ昆布だしができています。
野菜だし|離乳食の野菜と同時に作れる
材料
- にんじん、玉ねぎ、白菜、キャベツなど 適量
- 水 500ml
作り方
- 野菜を小さめに切る
- 鍋に水と野菜を入れて20〜30分弱火で煮る
- 野菜はすりつぶして離乳食に、ゆで汁を野菜だしとして使う
野菜のペーストと出汁が同時にできるので、初期の離乳食づくりと相性抜群です。
離乳食初期の出汁レシピ5選|10倍がゆから野菜まで

どのレシピも塩・しょうゆなどの調味料は使いません。出汁と素材のうま味だけで仕上げます。
レシピ1:基本のだし粥(10倍がゆ+昆布だし)
- 10倍がゆ 大さじ2
- 昆布だし 小さじ1〜2
すりつぶした10倍がゆに昆布だしを混ぜてのばすだけ。お粥の甘みに昆布のうま味が加わり、食べが進みやすくなります。初めての出汁デビューにおすすめの一品です。
レシピ2:にんじんのだしのばし
- にんじん(やわらかくゆでたもの) 20g
- 昆布だし 小さじ2
ゆでたにんじんをすりつぶし、昆布だしでなめらかにのばします。とろとろのポタージュ状にすると、ごっくん期の赤ちゃんでも飲み込みやすくなります。
レシピ3:はくさいのとろとろ野菜スープ
- 白菜の葉先(やわらかい部分) 10g
- 野菜だし 大さじ2
白菜をくたくたにゆでてすりつぶし、野菜だしと合わせて軽く温めます。野菜だしの甘みで、初期でも食べやすいスープになります。
レシピ4:かぼちゃのだし煮ペースト
- かぼちゃ(皮と種を除く) 20g
- 昆布だし 大さじ1〜2
かぼちゃを昆布だしでやわらかく煮て、すりつぶしながらだしでのばします。かぼちゃの甘み×昆布のうま味は、赤ちゃんに人気の組み合わせです。
レシピ5:しらすと昆布だしのとろとろ
- しらす(塩抜きしたもの) 5g
- 10倍がゆ 大さじ2
- 昆布だし 小さじ2
しらすは熱湯を回しかけてしっかり塩抜きし、細かくすりつぶします。10倍がゆと昆布だしと合わせれば、たんぱく質も摂れる一品に。魚類を初めて与えるときは、平日の午前中に少量から試してください。
作り置きと冷凍保存のコツ
出汁は製氷皿で冷凍しておくと、毎回作る手間が省けます。
- 製氷皿で凍らせてからフリーザーバッグへ(1キューブ約15ml)
- 昆布だしは2週間以内、野菜だしは1週間以内に使い切る
- 解凍は電子レンジ(20〜30秒)または湯せんで
詳しい保存方法は月齢別の出汁ガイドでも解説しています。
忙しい日は無添加のだしパックも活用しよう

毎日出汁を取るのは大変です。寝不足の日や時間がない日は、無理せず市販の出汁を頼りましょう。ただし、離乳食用には食塩不使用・化学調味料無添加のものを選ぶことが大切です。
私たち育ラボ編集部が使ってみて良かったのが、はぐくみユーグレナ「カツオと昆布の旨味出汁」です。
- 無添加・食塩不使用で離乳食にそのまま使える
- パックを煮出すだけで本格だしが完成
- 個包装で使いたい分だけ使える
- 大人の味噌汁や煮物にも使えて家族で共用できる
※かつおを含むため、離乳食に使うのは魚に慣れた頃(中期以降)が安心です。初期のうちはママ・パパの食事用に、中期からは親子で一緒に使えます。
離乳食初期の出汁に関するよくある質問
Q1:生後5ヶ月から出汁を使ってもいい?
A:離乳食を始めたばかりの5ヶ月のうちは、まず10倍がゆと野菜の味に慣れることを優先しましょう。昆布だしは6ヶ月頃から少量ずつがおすすめです。野菜のゆで汁(野菜だし)は5ヶ月からでも使えます。
Q2:出汁は毎日使ってもいい?
A:昆布だしはヨウ素を多く含むため、毎日たくさん使うのは避けて、週に数回程度を目安にしましょう。野菜だしは毎日でも問題ありません。
Q3:大人用のだしパックを初期に使ってもいい?
A:食塩や化学調味料が入っていなければ使えますが、かつおや煮干しを含む商品は魚アレルギーの観点から中期以降が安心です。原材料表示を必ず確認しましょう。
Q4:だし粥を嫌がるときは?
A:出汁の風味に驚いているだけのこともあります。まずは1〜2滴から始めて少しずつ増やしてみてください。それでも嫌がる場合は無理に使わず、素材の味だけで進めて大丈夫です。
まとめ|初期の出汁は「昆布」と「野菜」から
- 離乳食初期に使えるのは昆布だし(6ヶ月頃〜)と野菜だし(5ヶ月頃〜)
- かつおだしは中期(7ヶ月頃)からが目安
- 水出し昆布だしなら火を使わず一晩で完成
- レシピはだし粥からスタートして少しずつ広げる
- 忙しい日は無添加・食塩不使用のだしパックを活用
初期の離乳食は「食べる練習」の時期です。出汁を上手に取り入れて、赤ちゃんがうま味に出会う最初の一歩をサポートしてあげてくださいね。
月齢が進んだら、月齢別の出汁の使い分けガイドで中期・後期の使い方もチェックしてみてください。



