【完全保存版】離乳食の出汁はいつから?月齢別の使い分けと無添加おすすめ

「離乳食で出汁を使ってみたいけど、いつから始めればいいの?」「赤ちゃんに塩分や添加物は大丈夫?」と悩んでいませんか。
結論からお伝えすると、離乳食の出汁はいつから使えるかというと、生後6ヶ月頃から少量ずつ取り入れられます。ただし、月齢によって使える出汁の種類や量、調理方法が違うため、正しい知識を持って進めることが大切です。
この記事では、厚生労働省『授乳・離乳の支援ガイド』を参考にしながら、次の内容を解説します。
- 離乳食の出汁はいつから・どのくらい使えるか(月齢別の早見表付き)
- 家庭で簡単に作れる出汁の取り方と冷凍保存のコツ
- 出汁を使わない離乳食でも問題ないかという疑問への回答
- 赤ちゃん向けだしパックの選び方おすすめポイント
最後まで読めば、赤ちゃんの離乳期に安心して出汁を取り入れられるようになります。
もくじ
結論|離乳食の出汁はいつから始める?月齢別早見表
離乳食の出汁はいつから使えるかという疑問に対する答えは、生後6ヶ月頃(離乳食初期の中盤以降)です。
ただし、月齢ごとに使える出汁の種類と量が変わります。一覧で確認しましょう。
月齢別|離乳食で使える出汁の早見表
| 時期(月齢) | 使える出汁 | 1日の目安量 |
|---|---|---|
| 初期(5〜6ヶ月) | 昆布だし、野菜のゆで汁 | 小さじ1〜大さじ1 |
| 中期(7〜8ヶ月) | 昆布・かつお・煮干し(少量) | 大さじ1〜2 |
| 後期(9〜11ヶ月) | 各種だし・合わせだし | 大さじ2〜3 |
| 完了期(1歳〜1歳半) | 基本すべてOK | 必要量 |
- 初期:うま味を覚える時期。風味づけ程度に
- 中期:食材の幅を広げる時期
- 後期:手づかみ食べメニューと相性◎
- 完了期:大人の薄味へ移行

ここで重要なのは「塩分を加えない、または極力少なく」という点です。日本人の食事摂取基準(2020年版)では、1〜2歳児の食塩摂取目標量は1日3.0g未満とされています。離乳期はさらに少なくする必要があり、出汁そのものに食塩が入っていないことが理想です。
ベビーフードと出汁の関係
市販のベビーフードには塩分が調整された商品が多くあります。一方、家庭で離乳食を作るときは塩を加えずに、出汁のうま味で味付けする方法が推奨されています。
離乳食初期(5〜6ヶ月)の出汁の使い方

使える出汁の種類
- 昆布だし(最もおすすめ)
- 野菜のゆで汁(にんじん、玉ねぎ、白菜など)
使わない方がよい出汁
- かつおぶし(魚アレルギーの可能性があるため中期から)
- 煮干し(同上)
- 市販の顆粒だし(塩分・調味料添加のため)
量の目安
1日に小さじ1〜大さじ1程度。10倍がゆや野菜ペーストに混ぜて、うま味づけ程度に使います。
初期の出汁の使い方の例
- 10倍がゆに昆布だしを小さじ1混ぜる
- すりつぶした野菜に昆布だし大さじ1を加えてのばす
- ペースト状の魚(10倍がゆに慣れてから)に昆布だしを少量
食物アレルギーへの注意点
昆布アレルギーは稀ですが、初めて使う日は午前中に少量から試し、体調の変化を観察してください。万が一、口の周りの発赤、湿疹、嘔吐などのアレルギー反応があれば、すぐに使用を中止して医療機関を受診しましょう。
特定原材料28品目の中に昆布は含まれませんが、ヨウ素含有量が多いため、毎日大量に使うのは避けて、週に数回程度の使用が目安です。
離乳食中期(7〜8ヶ月)の出汁の使い方

使える出汁の種類
- 昆布だし
- かつおだし(月齢7ヶ月以降が目安)
- 合わせだし(昆布+かつお)
- 野菜だし
量の目安
1日に大さじ1〜2程度。中期になると食事の量自体が増えるため、出汁の使用量も少し増やせます。
中期おすすめの使い方
- 7倍がゆに合わせだしを混ぜる
- 野菜と白身魚の煮物(出汁+食材のうま味)
- 細かく刻んだうどんに出汁
- 茶碗蒸し風(卵を使う場合は卵黄のみから始め、慣れたら全卵へ)
かつおぶしを始めるときの注意点
- 初めての日は午前中に
- 最初は小さじ1/4程度のだしから
- 3〜4日間続けて様子を見る
- アレルギー反応(湿疹、嘔吐、下痢など)がないか観察
参考: 厚生労働省『授乳・離乳の支援ガイド(2019年改定版)』
離乳食後期(9〜11ヶ月)の出汁の使い方
使える出汁の種類
- 昆布、かつお、煮干しなど各種
- 合わせだし
- 野菜だし
- きのこだし(しいたけなど、月齢9ヶ月以降)
量の目安
1日に大さじ2〜3程度。手づかみ食べが始まる時期なので、出汁を使った調理メニューが増えます。
後期おすすめの使い方
- 5倍がゆ・軟飯(出汁で炊く)
- お好み焼き風の手づかみメニュー
- だし巻き卵(薄味で)
- 野菜のだし煮(手づかみしやすい大きさに)
- うどんやそうめんを出汁で煮込む
鉄分不足に気をつけたい時期
9ヶ月頃から鉄分不足になりやすい時期です。鉄分やタンパク質を含む食材(赤身魚、レバー、ほうれん草、ひじきなど)を出汁と組み合わせると、食べやすくなり栄養バランスも整います。
離乳食完了期(1歳〜1歳半)の出汁の使い方
使える出汁の種類
基本的にすべての出汁が使えます。
量の目安
特に制限なし。ただし、塩分には引き続き注意が必要です。
完了期おすすめの使い方
- 大人と同じメニューの薄味バージョン
- 味噌汁(具材を細かく、味噌は大人の半分以下)
- 鍋もの(取り分け)
- 出汁茶漬け風(薄味)
大人の味付けへの移行で気をつけること
日本人の食事摂取基準では、1〜2歳児の食塩摂取目標量は1日3.0g未満。これは大人(男性7.5g、女性6.5g)の半分以下です。
塩分を急に増やすと味覚が形成される時期に影響するため、素材と出汁のうま味を活かした薄味を意識しましょう。
家庭で簡単|離乳食用の出汁の取り方3パターン

「離乳食 出汁 取り方 簡単」と検索する方も多いように、家庭で出汁を取るのは難しそうに見えます。でも、コツをつかめば短時間で作れます。離乳食用は必ず塩を加えないのがポイントです。
パターン1:昆布だし(5ヶ月〜)
材料
- 水 500ml
- だし用昆布 10g(5cm角程度)
作り方
- 鍋に水と昆布を入れ、30分以上水出しする
- 中火にかけ、沸騰直前(小さな泡が出てきたら)で昆布を取り出す
- 完成
冷蔵で2〜3日、製氷皿で冷凍すれば2週間ほど保存できます。
パターン2:合わせだし(7ヶ月〜)
材料
- 水 500ml
- だし用昆布 10g
- かつおぶし 10g
作り方
- 昆布だしの工程まで進める
- 昆布を取り出した後、沸騰したらかつおぶしを加える
- 1分ほど煮出して火を止め、5分ほど置く
- ザルやキッチンペーパーでこす
パターン3:野菜だし(5ヶ月〜)
材料
- にんじん、玉ねぎ、白菜、キャベツなどお好みで
- 水 500ml
作り方
- 野菜を小さめに切る
- 鍋に水と野菜を入れて20〜30分煮込む
- 野菜は離乳食用にすりつぶして使い、ゆで汁を出汁として使う
「水出し」でさらに簡単に作る方法
忙しい育児中におすすめなのが水出しの方法です。前日の夜にピッチャーに水と昆布を入れて冷蔵庫に入れておくだけ。翌朝には澄んだ昆布だしが完成しています。沸騰させる手間がなく、火を使わないので安全です。
離乳食の出汁の冷凍保存のコツ
一度に大量に作って冷凍しておくと、忙しい日の離乳食づくりが楽になります。
冷凍保存の手順
- 製氷皿で凍らせる
作った出汁をシリコン製の製氷皿に流し込み、平らな場所で凍らせます。1キューブが約15〜20mlになるため、離乳食の使用量にちょうどよいサイズです。 - 完全に凍ったらフリーザーバッグへ移す
製氷皿から取り出して、フリーザーバッグに移します。バッグに「昆布だし 〇月〇日」と日付を書いておくと管理が楽です。 - 使うときはレンジまたは湯せんで解凍
必要な分だけキューブを取り出し、電子レンジで20〜30秒、または湯せんで解凍して使います。
冷凍保存の期間
- 昆布だし:2週間以内に使い切る
- 合わせだし(かつお含む):1週間〜10日以内を目安に
- 野菜だし:1週間以内
冷凍は便利ですが、風味が落ちる前に使い切ることが大切です。
「離乳食に出汁はなくても大丈夫?」という疑問への回答
必ずしも出汁を使わなくても離乳食は作れます。実際、離乳食の開始時期は素材本来の味を覚える時期なので、無理に出汁を使う必要はありません。
出汁を使うメリット
- 薄味でも満足感のある離乳食が作れる
- 食欲が落ちたときに食べてくれることがある
- うま味成分(グルタミン酸・イノシン酸)で食事の幅が広がる
出汁なしでも問題ないケース
- まだ離乳食初期で素材の味に慣れていない時期
- 赤ちゃんが薄味のままで満足して食べている
- アレルギー確認が済んでいない食材を避けたい時期
出汁の代わりに使える「うま味食材」
出汁を使わない場合でも、以下の食材は天然のうま味を持っています。
- トマト(グルタミン酸)
- 玉ねぎ(甘み・グルタミン酸)
- かぼちゃ(甘み)
- とうもろこし(甘み)
- 椎茸(グアニル酸)
これらを煮込むことで、出汁を使わなくてもうま味のある離乳食が作れます。
市販の出汁を選ぶ5つのポイント

家庭で出汁を取る時間がない日のために、市販の赤ちゃん用出汁を常備しておくと安心です。ただし、大人用と同じ感覚で選ぶと塩分や添加物の問題があります。
赤ちゃん用の出汁を選ぶときは、次の5点を必ず確認しましょう。
ポイント1:食塩不使用または無塩
大人用のだしパックや顆粒だしの多くには塩分が含まれています。離乳食用には食塩不使用または無塩と明記されたものを選びましょう。
ポイント2:化学調味料・人工添加物不使用
原材料を確認し、「アミノ酸等」「調味料(アミノ酸)」「酵母エキス」などの記載がないものを選びます。可能な限りシンプルな原材料が理想です。
ポイント3:原材料の産地が明記されている
昆布の産地、かつおぶしの原料魚の産地が明記されているものは安心感があります。
ポイント4:アレルギー特定原材料の表示が明確
特定原材料7品目(えび、かに、小麦、そば、卵、乳、落花生)に加え、特定原材料に準ずる21品目の表示があると、食物アレルギー対策がしやすくなります。
ポイント5:使い方が簡単(手間がかからない)
忙しい育児中でも使えるよう、パックを煮出すだけ、お湯に溶かすだけなど、調理が簡単なものを選びましょう。
赤ちゃん向けだしパックのおすすめ|失敗しない選び方
選び方の基準を整理してから商品を比較するのが失敗しないコツです。
選ぶときの比較項目
| 項目 | 確認内容 |
|---|---|
| 塩分 | 食塩不使用が理想 |
| 添加物 | 化学調味料・保存料・着色料不使用 |
| 原材料 | 昆布・かつおぶしの産地明記 |
| 使い方 | パックを煮出す/お湯で溶かす など |
| 価格 | 1食あたりのコスト |
| アレルギー表示 | 28品目の表示有無 |
編集部のおすすめ:はぐくみユーグレナ「カツオと昆布の旨味出汁」

私たち育ラボ編集部が実際に試して良かったのが、はぐくみユーグレナ「カツオと昆布の旨味出汁」です。
おすすめポイント:
- 無添加・食塩不使用:赤ちゃんの離乳食に使える設計
- 国産素材使用:かつおと昆布の素材にこだわり
- パックを煮出すだけ:忙しい育児中でも使いやすい
- 大人の料理にも使える:家族みんなの食事に活用できる
- 個包装:必要な分だけ使えて衛生的
特に「離乳食用に小さい鍋でだしを取るのが面倒」「市販品は塩分が気になる」と感じていた方におすすめのだしパックです。
離乳食の出汁に関するよくある質問
Q1:顆粒だしは使ってもいい?
A:大人用の顆粒だしは塩分や化学調味料が含まれているため、離乳食には基本的に使わないことをおすすめします。どうしても使う場合は、必ず赤ちゃん用の無塩・無添加の顆粒だしを選び、表示通りの分量を守ってください。
Q2:大人用のだしパックは使える?
A:原材料を確認し、食塩や調味料が含まれていなければ、離乳食にも使えます。ただし、商品によっては煮出すと塩味が出るものもあるため、少量から試して赤ちゃんの様子を見ましょう。
Q3:出汁の冷凍保存はどれくらいもつ?
A:製氷皿で冷凍した場合、約2週間が目安です。それ以上経つと風味が落ちるため、できるだけ早めに使い切りましょう。
Q4:出汁を取った後の昆布やかつおぶしは捨てるべき?
A:細かく刻んで佃煮風にすれば、大人の食事に活用できます。離乳食には、塩分を加えずに細かくほぐして混ぜることもできますが、繊維が硬い場合があるので、月齢9ヶ月以降を目安にしてください。
Q5:出汁を嫌がるときはどうする?
A:赤ちゃんによっては、初めての風味を嫌がることがあります。最初は1〜2滴から始めて、徐々に量を増やすと慣れてくることが多いです。それでも嫌がる場合は、無理に使わず、別の食材でうま味を補いましょう(トマト、玉ねぎなど)。
Q6:離乳食に出汁はなくても大丈夫?
A:はい、必ずしも出汁を使う必要はありません。素材本来の味で離乳食を進めることも可能です。トマトや玉ねぎなど、天然のうま味を含む食材を活用することで、出汁なしでも美味しい離乳食が作れます。
まとめ|離乳食の出汁はいつから始めるか迷ったら
ここまでの内容をまとめます。
- 離乳食の出汁はいつから使えるかというと、6ヶ月頃から少量ずつ始められる
- 月齢別に使える出汁の種類と量が違う(早見表参照)
- 家庭で取る場合は塩を加えないのが鉄則
- 市販のだしパックは食塩不使用・無添加・原材料明記の3点をチェック
- 出汁を使わなくても離乳食は作れる(トマト・玉ねぎ等でうま味補完可)
- 冷凍保存は2週間以内を目安に使い切る
赤ちゃんの味覚は1〜3歳の間に形成されると言われています。この時期に素材と出汁のうま味を活かした薄味に慣れさせることで、将来の食習慣にも良い影響を与えられます。
毎日の離乳食づくりは大変ですが、出汁を上手に活用して、赤ちゃんとの食事時間を楽しんでくださいね。
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家庭で出汁を取るのが理想的ですが、忙しい毎日では難しい日もあります。そんなときに常備しておきたいのが、無添加・無塩のだしパックです。
はぐくみユーグレナ「カツオと昆布の旨味出汁」は、かつおと昆布を使用した無添加・食塩不使用のだしパック。離乳食初期から完了期まで、月齢を問わず使える設計です。



