あると便利なママコート。先輩ママに聞いたいつまで使ったか?
寒い季節になってくると、ママコートって必要なの?いつまで使えるの?など悩んでしまうママも多いと思います。ママコートは、赤ちゃんの産まれた季節や、赤ちゃんとのお出かけがどんなスタイルが多いのかによっても、あった方が便利なのか、なくでも大丈夫なのかの意見が分かれます。
ここではママコートの購入検討の参考になるように、ママコートに関する疑問についてお答えします。
もくじ
そもそもママコートって何?
ママコートとは、赤ちゃんを抱っこしたり、おんぶしたままの状態でママが着ることができる状態になっているコートのことをいいます。ベビーカーでお出かけが多いママにとってはあまり必要性を感じないかもしれませんが、赤ちゃんの中にはベビーカーに乗せると立ち上がろうとしてしまったり、ベビーカーを嫌がる赤ちゃんの場合は便利なアイテムです。
ママコートがあると便利なママの特徴とは?
ママコートが必要なのは、一人で歩けないまたは歩けるようになって間もない赤ちゃんをおんぶや抱っこをして冬の寒い季節に外に出る機会が多いというママです。赤ちゃんとのお出かけは、着替えにおむつ、ミルクなど、どうしても荷物が多くなってしまいますよね?その上、冬はママの防寒着と赤ちゃんの防寒対策グッズも持っていかなければならなくなると荷物も増えてしまいますし、防寒着は厚いものが多いのでかさばります。
でも、ママコートがあれば赤ちゃんとママの防寒着が1つですみますので荷物を減らすことができます。しかも、ママと赤ちゃんが密着した状態でおでかけできるので、お互いの体温で寒い冬のお出かけもあたたかく出かけることができます。
また、地域によっても冬の寒さが異なりますし、車で出かけることが多い場合は、お店の中に入るまでの間の防寒対策ができれば、特に必要がないと感じる人もいます。
ママコートの購入を検討するときは、赤ちゃんとおんぶや抱っこで出かける回数や外の気温(地域によって寒さがかなり異なるので)お出かけスタイルなどを考慮してから考えて決めるとよいでしょう。
ママコートってダサいし使いにくいし高いって本当?
少し前のママコートのデザインは、赤ちゃんをすっぽり包み込めるデザインになっているということもあって、全体のシルエットがゆったりしているものが多かったので、ダサいというイメージが広がったのかもしれません。
でも、最近のママコートは、ママだけでも着られるおしゃれなデザインのものもたくさん増えてきました。価格は、コートの素材によっては値段が高いものもありますが、比較的リーズナブルな値段で購入できるものもあります。赤ちゃんが生まれた季節によっても、ママコートが必要な期間も変わりますので、長く使いたい人はちょっといい素材のママコートを選んでもいいですし、1シーズンだけと割り切るならリーズナブルなものを選んでもよいでしょう。
ダッカー付きママコートとは?
ダッカーとは、赤ちゃんをすっぽり包む部分の生地がついているママコートのことをいいます。
赤ちゃんを包んでいる部分(ダッカー)は外すことができるので、ママコートとしても、ママだけの防寒着としても使用することができます。
ママコートを買うなら抱っこにもおんぶにも対応しているものがおすすめ!
赤ちゃんを抱っこしていると、足元が見えにくくなりますね。駅の階段などがあるような場所にお出かけするときは、足元が見えるおんぶがおすすめです。普段は抱っこが多いママでもママコートを買う場合は、抱っこにもおんぶにも対応をしているものを購入しておくと便利です。
特に乳児の頃のおでかけは、他の荷物も多いですね。段差のある場所や人混みなどに出かけなければならないときは、抱っこよりもおんぶの方が安全です。
出かける場所に合わせて使いわけることができるので、ママコートの購入を考えている場合は、抱っことおんぶに使えるママコートがおすすめです。
ママコートのメリットとデメリット
ママコートの必要性は人によって異なることが多いです。それは、住んでいる地域によっても変わりますし、冬の気温などによっても異なります。また、お出かけするときは車が多いか、公共交通機関を利用することが多いなどでも変わります。
そこで、ママコートのメリット、デメリットについてご紹介します。
ママコートのメリット
ママコートのメリットは、乳児期の荷物が多い時期にママと赤ちゃんで防寒着を1枚で済ませられる点です。また、寒い季節に赤ちゃんを連れて長い時間外を歩かなくてはいけないときは、抱っこやおんぶで両手があけられるのは便利ですよね。
そして、赤ちゃんを抱っこやおんぶしてお出かけできるのは、長い子育て期間を考えるとほんのわずかな間だけです。寒い季節に赤ちゃんとくっついておでかけできるのは、ほぼ1シーズンしかないんですね。その貴重な季節を楽しめるというのもママコートのメリットではないかと思います。
ママコートのデメリット
ママコートのデメリットは、使う期間が短いのに高い、外にいる間はずっと抱っこまたはおんぶをしていなくてはいけないので、ママの負担が大きいというデメリットがあります。
ベビーカーのおでかけなら、その間赤ちゃんの重さを感じることはありませんが、ママコートで出かけるときは、外にいる間はママが抱っこかおんぶをしていなければなりません。
また、長く使えるようにダッカー付きのママコートを購入したままは、ダッカーの取り外しが面倒という声もありました。
ダッカー付きのものは、抱っこにもおんぶにも対応していますし、ママだけで着ることもできるので便利な点もありますが、その都度付け替えなければいけないので大変だという点もデメリットの1つといえるでしょう。
ママコートについての先輩ママの声
実際にママコートを買ったママとママコートは必要なかったという先輩ママの声をご紹介します。ママコートの購入を悩んでいる場合は、参考にしてみてください。
長野県在住 ともさん
私は、長野県の比較的寒い地域に住んでいます。普段は、車で出かけることが多いのでママコートはいらないかな?と思ったのですが、下の子が産まれたときに上の子を幼稚園のバス停まで毎日送り迎えをしていたので、外で長い間待つことになることもあるので寒くなる前にママコートを購入しました。
抱っこにもおんぶにも対応できるもので、ママだけでも使えるちょっと高いものを購入したのですが、私だけで着るときはちょっとデザインが気になったので、結局私だけで着ることはなかったです。なので、もうちょっと安いものでもよかったかなというのは正直思いました。
でも外で待っている間は暖かかったですし、上の娘と手をつなぐこともできたのでママコートは買ってよかったです。
神奈川在住 めぐみさん
赤ちゃんと出かけるときは、ベビーカーか抱っこが多かったので、抱っこででかけるときは普通に自分のコートを着て、赤ちゃんには暖かいベビーウェアを着せて大きめのストールをかけて使っていました。抱っこをしていたので、自分のコートの前を閉めることはできなかったですけど、赤ちゃんの体温と自分の体温で寒さを感じたことはありませんでした。暖かくなる頃には歩けるようになったので、大判のストールで十分代用できました。ママコートを買わなくて正解だったなと思います。
そのほかの先輩ママの声には、パパのコートを代用したという人やママコートを買ったけれど、コートを脱いで赤ちゃんをおろしたり、抱っこをしてまたコートを着るのが大変だったので結局ほとんど使わなかったという声もありました。
ママコートっていつくらいまで使うものなの?
ママコートをどれくらいどれくらいの期間使うかというのは、人によって若干異なると思います。でも、赤ちゃんが1歳のお誕生日を過ぎる頃になると、歩ける子が増えてきますね。子どもが歩けるようになると、子ども用の防寒着を来てでかけることも多くなります。
人混みや赤ちゃんが歩いていると危ないときは、一時的に抱っこをすることもありますが、抱っこ紐やおんぶ紐を使って抱っこする機会は少なくなっています。
ママコートが必要な期間は、赤ちゃんが歩けるようになるまでを目安に考えるとよいでしょう。
まとめ
ママコートは、赤ちゃんが生まれた季節や住んでいる場所、お出かけのスタイルによって、便利だと感じる人もいれば、他のもので代用したほうが便利だと感じる人もいます。
どちらにしても、赤ちゃんが歩けるようになると、ママコートを使う機会はほとんどなくなりますので、赤ちゃんの生まれた季節や、お出かけのスタイルを考慮して購入するか決めるといいのではないでしょうか。
子育てのまっただなかのママにとって抱っこもおんぶも大変です。でも、長い子育て期間を考えると、赤ちゃんを抱っこやおんぶをしてお出かけができるのは、ほんのわずかな期間だけです。しかも、赤ちゃんと密着してぬくもりを共有できる冬の季節は、本当に貴重な時間です。
最近のママコートは機能性の高いものやデザインがかわいいもの、長く使えるしっかりした素材のものからリーズナブルな値段なものまで種類もたくさんあります。ママと赤ちゃんの生活に合ったママコートを選んで寒い冬を乗り切ってくださいね。