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赤ちゃんの誤飲事故NO.1「タバコの誤飲」の症状や対処法

赤ちゃんの誤飲事故NO.1「タバコの誤飲」の症状や対処法
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赤ちゃん時代によくある心配事の1つが「誤飲事故」です。

そして赤ちゃんの誤飲事故の中でも、長年に渡りトップを独走しているのが「タバコ」です。

基本的には、喫煙者のいるご家庭で起こる事故ではありますが、外出先で落ちてるタバコの吸い殻を拾って誤飲してしまうケースもあるようです。

今回は、子供がタバコを誤飲してしまった場合に、「どんな症状がでるのか?」「どのように対処したら良いのか?」など、「タバコの誤飲」について徹底的に説明します。

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タバコの誤飲事故は「生後6か月~17か月」に要注意!

タバコの誤飲事故は「生後6か月~17か月」に要注意!

タバコの誤飲事故は生後6か月~5歳くらいまで、幅広い年齢に起こる事故です。

しかし、次のグラフを見て分かるように、タバコの誤飲事故は「生後6か月~17か月」の報告件数が多くなっています。その中でも特に「生後6か月~11か月」に断トツに多いことが分かっていただけるでしょう。

goinjikonenrei出典:家庭用品等に係る健康被害病院モニター報告

 

この時期はちょうどハイハイ、つかまり立ちをする時期です。赤ちゃんの行動範囲が広くなり、テーブルの上に置いてあるタバコにも手が届いてしまいます。

この時期のタバコの誤飲事故が多いのは、“畳の文化”のある日本の特徴と言われていますね。

タバコ誤飲はなぜ恐い?大人でも危険なタバコの有毒性とは?

タバコ誤飲はなぜ恐い?大人でも危険なタバコの有毒性とは?

タバコの誤飲がなぜ危険視されているのかと言うと、タバコの「ニコチン」が有毒成分だからです。

ニコチンの致死量は成人で40~60mg、乳幼児で10~20mg、とても毒性が高いのです。

タバコ1本に含まれるニコチン量は銘柄によって異なっており、例えば売り上げ上位のセブンスターであれば1.2mgとなっています。

「たった1.2mg??」と思われるかもしれませんが、この数字はあくまで、タバコに火をつけてフィルター越しに回収出来るニコチン量を示しています。

そのまま口にしてしまった場合は、その約10倍のニコチン量になるとされており、セブンスターだったら12mgのニコチン量となりますね。

ですので、タバコ1本のニコチン含有量は、乳幼児の致死量と匹敵するわけです。

ただ、タバコを誤飲しても刺激が強いため、赤ちゃんが大量に飲み込んでしまうことはなく、多くの場合は軽症で済むようです。

タバコの葉より危険なのが、タバコの●●です!

タバコの葉より危険なのが、タバコの●●です!

タバコの誤飲と聞くと、“タバコの葉”の部分を思い浮かべると思います。

ただ、実は!タバコの葉よりも危険なのが、タバコのニコチンが溶け出した水分なのです。

よく「空き缶に水を入れて灰皿にする」「缶ジュースの残りを灰皿にする」という使い方をする人がいますが、その水分を誤飲してしまうケースも多いのです。

ニコチンがたっぷり溶け出した水分を摂取した場合、ニコチンが吸収され易い状態になり、急性ニコチン中毒となる危険性も高くなります。

赤ちゃんがタバコを誤飲すると、どんな症状になる?

赤ちゃんがタバコを誤飲すると、どんな症状になる?

タバコの「ニコチン」が有毒成分であることはお話ししましたが、タバコを大量に誤飲することで「急性ニコチン中毒」になる可能性があります。

急性ニコチン中毒になると、次のような症状があらわれます。

【軽症~中等症】
めまい、発汗、縮瞳(瞳孔が過度に縮小する)、散瞳(瞳孔が過度に拡大する)、吐き気・嘔吐、下痢、腹痛、高血圧など

【重症】
錯乱(感情や思考が混乱する)、興奮、昏睡(何も反応がない状態)、けいれん発作、呼吸筋麻痺、顔面蒼白、低血圧など、生命の危機に直結する症状。

もし急性ニコチン中毒の疑いがあるなら、次に紹介する対処法を参考に対応して下さい。(誤飲が判明した時も、“これから中毒症状が出る”可能性があるので要チェックです。)

赤ちゃんがタバコを誤飲してしまった場合の対処法

赤ちゃんがタバコを誤飲してしまった場合の対処法

まず気付いた時点で、口の中にあるタバコの葉を取り除いたり、吐かせるようにします。

そして、分かる範囲で良いので状況を整理することが大切。ポイントは次の3つです。

・摂取状況(葉or水分のどちらを誤飲?)
・量(葉の場合、2cm以下?2cm以上?)
・誤飲した時間

ポイントを整理した後は、病院or自宅の2パターンとなります。

こんな場合は病院で診察!

【タバコが浸かった水分を誤飲】
すぐに病院に行って診察を受けましょう。ニコチン摂取量によっては緊急度の高いケースです。

【タバコ2cm以上を誤飲】
タバコの葉の部分を2cm以上食べてしまった場合、出来るだけ吐かせて病院へ。その場は大丈夫でも、後から中毒症状が出てくる可能性があります。
※消化管中で吸収されるのを防ぐため、水や牛乳は飲ませないように!
※飲ませてから吐かせるのもNG!吐かせる際に気管に入り込み、肺炎になる合併症を起こす可能性も。

【量が分からない時】
誤飲したのは分かるけど、量が分からない!そんな時も病院で診察を受けた方が良いでしょう。

【すでに中毒症状が出ている】
上記で紹介した“急性ニコチン中毒の症状”が出ている時も、すぐに病院へ!場合によっては救急車を呼んだ方が良いかもしれません。

こんな場合は自宅で様子を見る!

【誤飲量がタバコ2cm以下】
飲み込んだタバコが2cm以下であれば、特別な処置は必要としません。ただ、4時間程度は子供の様子を観察してください。もし、吐き気やおう吐、顔面蒼白、ぐったりしているなどの症状があるなら、病院へ連れて行きましょう。

身体の中に入ったニコチンは、24時間経つとすべて体の外に出ます。ですので、1日経過しても異常が見られなければ、もう心配はいらないでしょう。

どうしたら良いか分からない!そんな時は…

どう対処したら良いか、判断に迷うこともあるでしょう。そんな時には日本中毒情報センターへ電話しましょう。

無料の自動音声応対方式の回線で、365日24時間受け付けています。

日本中毒情報センター「たばこ専用電話」
072-726-9922

ホームページはこちら
http://www.j-poison-ic.or.jp/

タバコの誤飲事故予防の為に大人ができること

タバコの誤飲事故予防の為に大人ができること

まず、最初に説明したように、タバコの誤飲事故の多くは「生後6か月~17か月」の時期に起こります。

この時期の乳幼児は自分の力で室内を移動できるようになりますし、両手でコップを持ち飲水できるようになる子もいます。ですので、この月齢の赤ちゃんがいるなら、タバコや灰皿等の扱いには細心の注意を払いましょう。

「ここならたぶん大丈夫だろう」と思っていても、意外と赤ちゃんの手が届いてしまうことはあります。「ここなら100%大丈夫!」という場所に置くことを心がけて下さい。

また、「公園に落ちているタバコの吸い殻を拾って誤飲する」という事例もありますので、外出先でもタバコの吸い殻には気を付けましょう。

そして、環境のためにも子供のためにも、大人としてタバコのポイ捨てはしないように注意ですね。

以上、赤ちゃんの誤飲事故NO.1である「タバコの誤飲」についてお話ししました。子育てライフの参考になれば幸いです。

追伸:子供の誤飲事故にはタバコ以外にも、いろいろな品目があります。

タバコ以外の品目の対処法については、【赤ちゃんの誤飲に注意!よくある誤飲32品目の対処法まとめ】にて書きましたので、参考にしていただけたら幸いです。

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