赤ちゃん連れの旅行は大変?子連れ旅行を成功させるためのポイント

家族旅行で一番大変な時期は、0歳~2歳までの乳幼児の子供を連れて行く旅行ではないでしょうか。

大人は、リフレッシュや休日として旅行を楽しみたい!と思う気持ちが強いかもしれませんが、子供がいると何が起こるかわかりません。

不機嫌になって泣いてしまったり、移動のときにおとなしくしていられなかったり…。子連れ旅行を経験した人の中には、とても大変な思いをして、逆にストレスがたまってしまうケースも多いようです。

そんな大変な思いをしてもらいたくないので、今回は0~2歳までの子供を連れて旅行へ行く人のために、子連れ旅行を成功させるためのポイントや準備など、様々な知識をご紹介します。

赤ちゃん連れの旅行はいつからがいい!?

赤ちゃん連れの旅行はいつからがいい!?

赤ちゃんを旅行に連れて行ってはいけない年齢や月齢は特に決まっていません。実際、産後すぐにママの里帰りで遠出する赤ちゃんだっています。

自分たちで日程を決めるプライベート旅行の場合、おすすめなのは3~5ヶ月の首が座った頃。ママの産後の体調も整ってくる時期です。

この頃に旅行に行く人は多いと思います。お昼寝の時間も多いので夫婦の時間が作れる点や、うんちのタイミングを把握できる頃という点で旅行には行きやすいですよね。

ただ1歳未満を連れての旅行で、注意が必要なのは授乳時間。月齢が小さいうちは少し時間が開くだけで、ママのおっぱいがパンパンに張ってしまい慌ててしまうことがあるはずです。授乳のタイミングが決まってくる月齢だと、、計画も立てやすくていいかもしれません。

赤ちゃん連れの旅行でおすすめの季節ですが、夏は日焼けや熱中症が心配ですし、冬はインフルエンザなどの感染症や厚手の服で荷物が増えてしまうデメリットがあります。そのため暑すぎず寒すぎずの春や秋がおすすめです。

赤ちゃん連れ旅行での必須アイテムと持っていくと便利なものをご紹介!

赤ちゃん連れ旅行での必須アイテムと持っていくと便利なものをご紹介!

赤ちゃんとのお出かけは大荷物!旅行となるとその量はとてつもないことになります。おむつや着替えに気を取られ、旅先で「あれ持ってくればよかった!」となることも、もはやあるあるでしょう。

そうならないために、この見出しでは赤ちゃん連れ旅行での必須アイテムと、あると便利なものをご紹介します。旅先で慌てないためにもぜひ参考にしてみてください。

赤ちゃん連れ旅行の必須アイテムは!?ポイントもご紹介♪

・保険証、医療証    ・離乳食
・おむつ        ・子供用のスプーン、フォーク、食器
・ビニール袋      ・子供用歯ブラシ
・おしりふき1パック  ・飲み物
・粉ミルク       ・タオル、ハンカチ
・哺乳瓶        ・ウェットティッシュ
・湯冷まし       ・薄手の羽織
・授乳ケープ      ・バスタオルorタオルケット
・着替え        ・お菓子
・マグ         ・おもちゃ

※このリストには月齢や授乳スタイルなどで不要なものも記載してあるので、自分のお子さんに合わせるようにしてください。

<保険証・医療証>

いつもと環境が変わるため、赤ちゃんが体調を崩すことも。また旅先ではしゃいで怪我をしてしまうケースもあります。何が起きるかわからないので、旅行だけに限らず、いつも持ち歩くようにしましょう。

<おむつ・ビニール袋・おしりふき>

旅行では移動中などぐずり対策でお菓子やジュースを与えがちです。そのためおしっこやうんちをたくさんするので、おむつをこまめに変える必要があります。普段外出するときよりも多めに持っていくといいでしょう。
月齢にもよりますが5枚×日数+予備を準備したほうがいいです。

忘れがちなのが汚れたおむつを入れるビニール袋。匂いが気にならない袋が販売されているのでとてもおすすめです。おむつはかさばるので1日分で小分けし、圧縮袋に入れると小さくなるのでぜひ試してみてください。

<着替え・薄手の上着>

食べ物や飲み物をこぼしたり、ミルクを吐いてしまったり、おもらししてしまったり、何かと0~2歳の子供は服を汚しがち。公園など旅先で計画を立てている場合は、更に汚れる確率は上がってきますね。

(その日着る服+着替え用の服1セット)×日数+予備で持っていくといいでしょう。1泊の場合3着ですね。服もかさばってしまうのでおむつ同様、圧縮袋に入れるとかさばらないのでおすすめです。

「肌着+服+靴下+汚れた服を入れるビニール袋」
これらを1セットにしておくようにしましょう。また、施設の中や外など寒いときに羽織れる薄手のカーディガンやパーカーなどを一枚もっていくととても役に立ちます。

<バスタオル、タオル、ハンカチ、ウェットティッシュ>

バスタオルはお昼寝のときにかけてあげられたり、暑い時の影づくりや防寒具としても使えたりおむつがえシートにもなって何かと便利です。かさばるものなので少し躊躇するかもしれませんが、薄手のバスタオルをマザーズバックに忍ばせておくととても役に立つと思います。自家用車がある場合は一枚車に置いておいておくといいですね。

汗を拭いたり手を拭いたりと小さなタオルも必須アイテムと言えるでしょう。

私の場合、子供が二人いるということもあり、旅行に限らず、出かける際はフェイスタオル+ハンドタオル+ハンカチは1セットでいつも持ち歩いています。旅先ではフェイスタオルとハンカチを1セットとして日数分用意すれば十分かと思います。

ウェットティッシュはとても重宝するアイテムです。何か食べた時、口の周りは乾いたタオルよりウェットティッシュで拭いてあげたいですし、ベトベトの手もウェットティッシュでしっかり拭きたいですよね。

手が洗えない環境でもウェットティッシュがあればさっと手を拭いてあげられます。おしりふきをウェットティッシュ代わりに使ってもいいかもしれません。

<粉ミルク、授乳ケープ、哺乳瓶、湯冷まし>

完ミや混合育児をしている方の必須アイテムである粉ミルクや哺乳瓶。卒乳している場合やミルクを飲まない場合、これらは必要ないですが、まだ授乳の必要な子には必要不可欠なものですよね。

哺乳瓶は中に袋を入れて飲ませ、洗わずに済むアイテム、粉ミルクはキューブ型のものなど旅行で使えそうなアイテムが沢山あります。旅行ではそのようなアイテムを上手く利用しましょう。

ミルク用のお湯が用意されている施設が多くなってきていますが、万が一のために湯冷ましは持っていったほうが安心です。

ミルクを作るのが面倒くさい。お湯を持って行って作るのが嫌という方に絶対おすすめなのが「らくらくミルク」です。らくらくミルクは缶を振って哺乳瓶に入れ替えるだけでミルクを上げることができます。これはものすごく重宝しています。薬局等で購入可能ですが重いので通販で買うといいですね。日頃のちょっとしたお出かけにも大変便利です。

らくらくミルク

また、授乳ケープですが、赤ちゃんの気持を落ち着かせるための授乳も必要ですよね。慣れない土地だと授乳室がどこにあるのかわからないことがほとんどなので、授乳ケープがあればとても助かるはずです。また防寒具としても使えるので持っていくようにしましょう。

<離乳食、スプーン、フォーク、食器、マグ>

赤ちゃんが食べられそうなものがなかった場合、必要になってくるのが離乳食ですよね。3食離乳食を食べる月齢の子にはしっかり用意してあげなければいけません。お湯を注げば食べられるフリーズドライタイプの離乳食は便利でおすすめです。

また、旅館や飲食店に置いてあるスプーンやフォークは使いにくい場合があるので、使い慣れたスプーンやフォークを持っていくといいですよ。

<飲み物、おかし、おもちゃ>

子供がぐずった時のお助けアイテムである飲み物やお菓子、おもちゃは必須アイテムです!新幹線やバス、飛行機といった他のお客さんも利用する乗り物に乗る場合は、音が出ない玩具を選ぶといいでしょう。

また、使い慣れた玩具もいいですが、新しいおもちゃはとても食いつきがよく少しの時間ですが時間つぶしになるはずです。旅先でなくしてもいいような安いものがいいですよ♪そのほかにおすすめなのはシール帳やおりがみなどです。

持っていくと便利なもの!ポイントも♪

・赤ちゃん用の石鹸     ・日焼け止め
・DVD             ・虫除け
・タブレット        ・ポータブル充電器
・帽子           ・ベビーローション
・食事用エプロン

<赤ちゃん用の石鹸、ベビーローション>

ベビーチェアやベビーベットが用意された宿泊先が多いですが、シャンプーやボディソープは大人のものしか用意していない場合があります。小さいタッパーに入る石鹸は持ち運びが楽なので便利ですよ。

温泉が身体に合わず乾燥してしまったり、ホテルの室内が乾燥していると赤ちゃんの身体がかさつき、不機嫌になってしまう原因にもなるので、ベビーローションはあると便利なアイテムです。

<DVD、タブレット>

移動中のぐずり対策や、ホテルで休憩している時はDVDやタブレットで子供を落ち着かせると大人ものんびり出来ます。しかし、せっかくの旅行なので長時間DVDやタブレットに頼るのでなく、おとなの休憩に少し取り入れる、といったようにしましょう。

<食事用エプロン>

タオルで代用してもいいですが、ポケットが付いているものなら食べこぼしを最小限に抑えられます。使い捨てのものもあるのでぜひ利用してみてください。汚れたまま持ち帰らず、その場で捨てることができるのでとても楽ですよ。私は旅行に限らず、便利なのでバックには必ず入れておくようにしています。

<ポータブル充電器>

子供をあやしたり、写真を撮ったりと携帯の充電は消耗しやすいです。どこでも使える充電器を持っておくと充電切れの心配はないですし、とても便利ですよ。

子連れ旅行を成功させるためのポイントをご紹介します!

子連れ旅行を成功させるためのポイントをご紹介します!

食事のタイミングとお昼寝のタイミング

赤ちゃんにとって旅行中も「日常」に近い状態にすることが、子連れ旅行を成功させるカギ。月齢や子供によってお昼寝する時間はまばらですが、ママはお昼寝のタイミングを良くわかっていると思います。

旅行の予定には余裕をもたせ、その子に合ったスケジューリングをするといいですね。移動中にお昼寝できるようにスケジュールをくめるとGOOD!

私の場合ですが、息子は車で寝ることが出来なかった子(寝ぐずりがすごい)なので、そろそろお昼寝かな?というときに抱っこ紐で抱っこしながら観光し、外で寝かしつけてから車での移動を開始しました。

次の目的地まで1時間以上あるとなおよし。しっかりお昼寝が出来て、赤ちゃんもごきげんなはずです。

また、食事のタイミングも日常通りに。大人は空腹を我慢することが出来ますが子供には難しいですよね。いつもどおりの時間に食事をし、おやつタイムも設けることで子供も楽しめるはずです。

移動手段別のポイント

☆車の場合

旅行先まで車で行く場合や旅先で車を使う場合、ルートを事前に確認しパーキングエリアやコンビニなどの場所をしっかり把握しておきましょう。大人も休憩を挟むことでストレス軽減に繋がります。

車内では赤ちゃんのお気に入りのDVDや音楽を流したり、玩具で気持ちを落ち着かせます。玩具は新しいものだと興味を掻き立てるので少しの時間稼ぎになるでしょう。その場合、旅先でなくしてしまうことを配慮し、安い玩具を買っておくといいかもしれません。

車で移動する場合つきものなのが渋滞。渋滞しても慌てないように、ゴミ袋や飲み物、おにぎりやサンドイッチなどの軽食、おやつなどは用意しておきましょう。

バスタオルやタオルケットを車に積んでおくと、赤ちゃんのお昼寝のときにかけたり、外出中にチャイルドシートが熱くならないように上にかけたり、何かと役に立ちます。

車が苦手な子や車に慣れていない子には早朝や深夜、子供が寝ている時間に移動するのもスムーズに移動できるのでおすすめです。

☆電車やバス

電車やバスに乗っている時間が長かったり、乗り換えが多いと大人も子供もクタクタに。周りにも気を使うので疲れてしまいますよね。お互い気持ちに余裕がなくなってしまう結果になるので、楽しい旅行にならない可能性があります。少しでも疲れないように大きめの荷物は事前に宿泊先に送っておき、人が少ない時間帯に乗るようにしましょう。

また、新幹線や特急列車は指定席や個室、ファミリー車両などある場合があります。是非利用してみましょう。

新幹線の座席ですが、一番前の座席ならベビーカーを置くスペースがあり、前の人の椅子を子供が蹴ってしまうこともないのでおすすめです。多目的室に近いと授乳などに便利なので調べておくといいでしょう。

☆飛行機

飛行機ではベビーベットやトイレの近く、窓の近くがいい、というように、良い座席を予約したいですよね。いい席を確保するには早めの予約が大事なので、旅行の予定が決めたらすぐに予約を入れるようにしましょう。

おすすめの座席ですが、窓側の席の場合、窓の外を見れて子供は楽しいかもしれませんが、ぐずってしまった場合、席を立ちやすいのは通路側です。飛行機に一時間以上乗る場合は通路側がおすすめです。

飛行機の離着陸の際、不機嫌になる子供が多いと言われています。はじめに不機嫌になってしまうと子供はなかなか持ち直せませんよね・・・。少しでもご機嫌でいてほしい。

離着陸の際に不機嫌になってしまうのは耳抜きが上手く出来ないからです。おとなと同じようにはいかないのでアメを舐めさせたり、飲み物やおしゃぶりを利用すると耳抜きがうまくいくのでおすすめですよ。

荷物ですが、玩具やおしゃぶり、飴、ケータイなど自分で持っておくべきものは上の棚にしまわないようにしましょう!小さなカバンにそれらを事前に入れておけば慌てずに済みます。

旅先ではどんなところに行けば良いのか!

授乳室があったり、ベビーカーで移動しやすい場所だったり、ベビーカーの貸出やオムツ替えのスペースがしっかりしている、赤ちゃん連れでも安心できる施設などを事前に調べておくとGOOD!

1~2歳は身体を動かしたい時期なので、遊具があったり広場がある場所を選ぶといいですね。おとなが楽しめる場所だけではなく、子供も楽しめる場所に行くと子供もストレスのないご機嫌な旅行になるでしょう。1日一箇所はそのようなスポットを予定に入れましょう。

雨が降っても大丈夫なように屋外だけでなく、室内も調べておくとトラブルの際慌てずに済みますね。

お昼寝の前に行くと子供もつかれるので次の移動中にお昼寝に入りやすいはずです。午前中に遊ばせ、昼食を撮ってからお昼寝できるのが理想ですよね。現実はそんなに甘くないので、パンやおにぎりなどを用意しておくと良いと思います。

デパート内にある室内遊園地などはお買い物も出来、トイレなどの施設もしっかりしているのでおすすめです。

また、今はSNSが流行っているので子供でも楽しめるスポットかどうかを事前に調べておくと良いかもしれませんね!

宿泊先の選び方のポイント!

赤ちゃん連れの宿選びはとっても大事!ホテルに赤ちゃんのお世話アイテムが置いてあれば荷物は減りますし、絵本が置いてあったり離乳食を用意してくれたり哺乳瓶を洗ってくれたり至れり尽くせりだったら赤ちゃんにとってもおとなにとってもストレスフリーで快適さも全然違いますよね。

個人的にですが、洗濯機や乾燥機があるホテルはおすすめです。洋服をその都度洗うようにすれば荷物が減りますよね!

温泉ですが、マナーとしてはおむつが外れるまでは大浴場は入らないようにしましょう。おむつが外れていない場合は客室にあるお風呂にするといいです。客室に温泉が引いてあると子供と一緒にのんびりできて良いかもしれませんね。

宿泊先は旅行サイトで赤ちゃんプランを検索すると多く出てきます。その中でもミキハウスが運営しているベビーウェルカムのお宿というサイトは、赤ちゃん連れに優しい宿が沢山紹介されています。

育児用品メーカーとタイアップしている宿ならおむつや粉ミルク、離乳食やベビーチェア、ベビーベッド、おむつ用ゴミ箱などを用意してくれている場合があります。

ちなみに、赤ちゃん連れにおすすめなのが洋室よりも断然に和室です。寝るときにベッドから落ちる心配もありませんし、1~2歳のやんちゃな時期は走り回っても安心です。事前に壊れやすいものは片付けてもらうようにお願いしておくと良いでしょう。

食事も部屋食にもできる場合があるので周りに気を使わなくてよく、ゆっくり楽しめるのも和室の良いところです。

事前の準備で最高の旅行に!

赤ちゃんとの旅行はドキドキ・ワクワクだけでなく、不安も多いはずです。

・事前の下調べ
・しっかりとした準備
・予定を詰め込みすぎない余裕を持った計画
・おとなは「非日常」子供は「日常」を感じられるようにする
・宿泊先は至れり尽くせりの宿で快適に!

これらを参考に、家族全員が楽しかったと、パパ、ママが毎日の育児や仕事を頑張ろう!と思えるような旅行ができるといいですね。最後まで読んでいただきありがとうございました。

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